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ゲーミングデバイスを盛り上げていくRazer

CESで初公開、RazerのHaptic同期技術「Razer Sense HD Haptics」を試した

2024年01月12日 16時15分更新

文● 貝塚/ASCII

部屋全体をRGBで彩る「Razer Chroma RGB」や
開発中のHaptic同期システムなど

 Razerが、1月9日から米国ラスベガスで開催中のCES 2024に出展。ゲーミングノートPC「Bladeシリーズ」の新モデルなどを展示した。

Hapticのデバイス間同期技術のコアとなるクッション

 新たなゲーミング向けエコシステムとして展示されたのは、現在開発中の「Razer Sense HD Haptics」だ。

 これは、プレイしているゲームのHaptic情報を複数の周辺デバイスに同期させることで、より没入感の高いゲームプレイを可能にするというもの。デモでは、開発中のクッション、コントローラー、ヘッドホンにHapticを同期させ、コマンドやダメージの程度によって、Hapticの長さや振動の種類を変化させていた。

デモでは、コントローラー、ヘッドホンの振動が連動させた

 クッションの振動は、プレイを邪魔せず、同時にしっかりとしたフィードバックも感じられる絶妙な塩梅に仕上げられていた。正式リリースと、展示されたクッションの発売は、2024年中を目指しているという。

Razer Chroma RGBのデモの様子

 発表済みの技術では、パートナー企業のRGBを複数台同期させ、専用のコンソールからカラーリングを一括でコントロールする「Razer Chroma RGB」も展示。

Razer Chroma RGBを用いて、複数メーカーのRGBライトを同時に光らせている

 展示ルームのように部屋中にRGBを取り付けると、非常に雰囲気のある空間が出来上がる。お気に入りのゲーミングPC、マウス、キーボード、デスク、チェアと揃えたら……Razer Sense HD HapticsとRazer Chroma RGBも使いたくなる。

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