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CES 2024の展示会場で世界初披露

Windows/Android両搭載の2in1モデルなど、レノボの新製品に触った

2024年01月11日 14時00分更新

文● 貝塚/ASCII

Windows+Android両搭載2in1など、レノボ新製品

 CES 2024で、レノボの展示を見てきた。X1 Carbonシリーズ、YOGAシリーズの新モデル、WindowsとAndroidを両方搭載するハイブリッド機など、会場で見た製品を紹介する。

ThinkBook Plus Gen 5 Hybrid

 性能、スペック、使用感ともにハイレベルで信頼性の高いモデルを開発しつつ、斬新な特徴を持った“変わり種”にも挑戦していく側面を持つレノボ。新製品の中では、「ThinkBook Plus Gen 5 Hybrid」が面白い。

タブレット部(Hybrid Tab)を取り外すと、Androidに切り替わった

 Windows 11とAndroidという2つのOSを搭載し、キーボードユニット(Hybrid Station)は着脱できる。それぞれのOS用にプロセッサーを2つ(Core Ultra 7とSnapdragon 8+ Gen1)搭載し、さらに双方のOSからアクセスできる「ハイブロッドフォルダー」を設けることで、OS間の素早いファイル移動も可能にしている。

キーボード側(Hybrid Station)が、ディスプレーに映像を出力するドックの役割も果たす

 また、キーボード側に32GBメモリー、1TB SSDを搭載し、タブレット側に12GBメモリー、256GBフラッシュストレージを搭載している。「独立したAndroidタブレットが、Windows 11にもなる」とも考えられるし、「完全なWindows 11マシンからタブレット部を切り離すと、独立したAndroidタブレットになる」とも捉えられる。

「ハイブリッドフォルダー」は両方のOSからアクセスできるフォルダー

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