米国証券取引委員会(SEC)は1月10日(現地時間)、ビットコインの上場取引型金融商品(ETP)の上場と取引を承認したと発表した。
ETPはExchange Traded Productsの略で、「ETF」「ETN」「ETC」といった金融商品の総称。SECはこれまで暗号通貨を扱うETP商品の上場は承認してこなかったが、デジタル資産運用企業グレースケールがビットコインETFの承認を求めてSECを提訴。判決でSEC側の主張が認められなかったため、方針転換を迫られた形だ。
報道によると、今回の承認により、11のファンドが1月11日(現地時間)からビットコインETFの取引を開始する見込み。
ビットコインETFの承認により、暗号通貨取引所の口座をもたないユーザーでも、証券会社などを通じてビットコインを活用した投資が可能となる。
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