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バッファローの法人向けAP、ローミング支援やAP間送信出力自動調整に対応

2024年01月11日 11時30分更新

左:ローミング支援機能
右:AP間送信出力自動調整機能

 バッファローは1月11日、同社の法人向けWi-Fiアクセスポイント「AirStation Proシリーズ」にて、「ローミング支援機能」と「AP間送信出力自動調整機能」に対応した。同日公開のファームウェアアップデートを実施することで利用可能となる。

 ローミング支援機能は、ローミングに関する標準規格「IEEE802.11k/v」に対応し、同規格に対応した端末のスムーズなローミングを支援。加えて、設定した電波強度の閾値を下回る場合に通信を切断することでローミングを促す「低RSSI切断機能」にも対応し、IEEE802.11k/vでスムーズにローミングできない場合や、規格に非対応の端末でもローミングを支援。

 パソコンを持って会議室に移動した際などに、より電波状況が良いアクセスポイントにつながりやすくなるため、移動前に接続していたWi-Fiアクセスポイントと接続し続けることで発生する通信速度の低下や通信が不安定になるトラブルを解消できる。
 
 AP間送信出力自動調整機能は、複数のWi-Fiアクセスポイントの電波出力をWi-Fiアクセスポイント間で最適な状態へ自動調整する機能。従来のような細かな手動調整は必要なく、手軽にWi-Fiアクセスポイント間の電波干渉を最小化し、安定した通信を実現する。新規導入時や増設時の設定の手間も削減できる。

 対応機種は以下の6製品。
・WAPM-AXETR
・WAPM-AX8R
・WAPM-AX4R
・WAPM-AXETR/Z
・WAPM-AX8R/Z
・WAPM-AX4R/Z

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