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Core Ultra機、57型湾曲モニター、Wi-Fi 7ルーター! CES現地からエイサー新製品レポ

2024年01月10日 19時15分更新

文● 貝塚/ASCII

グリーンに照らされる廊下を進むと、展示ルームがある

Acerのプライベート展示ルームへ向かう

 現地時間の1月9日から、米国ラスベガスで開催中のCES 2024は、さまざまなメーカーの新製品や新技術が街全体を使って展示される、大規模なイベントだ。

 イベント公式のメイン会場はいくつかあるが、それだけではなく、開催期間中、市内のホテルやレストランを借り切って、自社の製品を展示するメーカーも存在する。エイサーもそのひとつ。

カートで連れて行ってもらう

 市内。とあるホテルの裏手に行くと、「Acer」のサインを持った案内スタッフがいた。彼に声をかけると、カートで会場まで連れていってもらえるのだ(余談だが、前回来たときは会場に辿り着くまでに苦労した覚えがある)。

車しか入らない立体式駐車場の中に、入口がある

Core Ultraプロセッサー搭載機をはじめとしたPC新製品

Swift X 14

 そんなこんなで会場に到着。入ってすぐの場所に、Core Ultra 7(最大)とGeForce RTX 4070 Laptop GPU(最大)を搭載する14.5型ノートPC「Swift X 14」など、ノートPCの新製品が展示してある。

Swift Go 16

Swift Go 14

 Core Ultra 9(最大)を搭載する「Swift Go 16」「Swift Go 14」も確認できた。今回のCES 2024は、「Core Ultra」という新しいインテルのCPUのシリーズが発表されてすぐということもあって、“Core Ultraプロセッサーを搭載する、フラグシップノートPC”を、最も目立つ形で展示しているPCメーカーがほとんどだ。

Swift Go 14にのみ採用している、コントロール機能付きのトラックパッド

 つけ加えるなら、スタンダードモデルでも、ディスプレーにOLEDを採用しているモデルが多く見られるようになった。「フラグシップモデルにのみ」「オプションで」追加できるといった、かつての特別感はなく、多くのユーザーが、普通に、OLEDのハイコントラストな映像を楽しめるようになってきた。

トップカバーにはアルミニウムを採用。質感はいい

 実際、エイサーの展示ルームではOLEDを“搭載していない”モデルの方が少なく感じた。パネルを後ろから照らすLCDと比べて、素子そのものが発光しているOLEDはコントラスト比も高いし、発色も鮮やかだ。この特徴を持つOLEDを搭載したモデルが大量に並んでいたので、なんとなく、展示スペース全体が華やかに発光している印象だった。

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