ChatGPTでオリジナルのチャットボットを作成できる「GPTs」機能に、チャットの内容を記憶し、よりユーザーの好みに忠実な回答をするようになるパーソナライゼーション機能が追加されるようだ。一部のChatGPT Proユーザーの環境でテストが実施されている。
ユーザーの情報や好みを覚えてくれる
現在「GPTs」機能でGPTの挙動を指定するには、上図Cofigure画面のInstructions欄に指示を記入する必要がある。
今回一部ユーザーに表示された「Your GPT can now learn from your chats」というメッセージによると、作成したオリジナルGPTは、利用しているうちにチャット内で学習したことを記憶し、より適切な応答を提供できるようになるうえ、チャットの内容からユーザーの情報や好みも学習するようになるという。
この機能はSetting画面に新しく追加されたPersonalizationタブでオン/オフすることができる。デフォルトはオンのようだ。
また、GPTが記憶していることを知りたい場合は「What do you know about me?(私のなにを知っていますか?)」。「Where did we leave off on my last project?(前回のプロジェクトの続きは?)」などと質問すればよい。
さらに「Remember that I like concise responses.(私は簡潔な応答が好きです)」のように、明示的に挙動を指定することもできる。
今週は作成したオリジナルGPTを公開できる「GPT Store」の公開も予告されており、いよいよ本格的に「GPTs」の普及が始まりそうだ。
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