D4エンタープライズは1月9日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、1988年にT&E SOFTがリリースした『サイオブレード(PC-8801mkIISR版)』の無料配信を開始した。本作を無料で遊ぶには、プロジェクトEGG月額サービス登録(550円)が必要。
アドベンチャーもアクションも楽しみたい人にオススメの一作。二人の主人公を通して語られるSFストーリーが魅力!
恒星間有人探査機「セプテミウス2」は、全世界の注目を浴びてエウロハ基地を後にした。目的地の、へびつかい座バーナード星系への往復は約28年。先発の無人探査機「セプテミウス1」を追い越し再び太陽系に戻ってくる予定である。
AD2101年、遂に人類は太陽系外の地に降りたった。そして「セプテミウス2」は順調に任務を消化し、帰途についた。しかし、減速期に入って247日目に異変が起きた。メインコンピュータ「ラクーン」の不可解なメッセージを最後に通信は途絶え、航路を徐々に外れていったのである。
「セプテミウス2」の乗務員の安否が気遣われる中、宇宙省は8名のスタッフを乗せた救命艇「キャサワリー」を派遣した。
時を同じくして「ラクーン」の設計者シュルツ博士が失そうした。ニューロンコンピュータの最高権威である博士は、厳戒の研究所から、なぜかコツゼンと姿を消したのである……。
本作は1988年にリリースされたアドベンチャーゲーム。近未来を舞台に、キースとヒューイの2人の主人公を通してストーリーが進展する。
ゲームは、通常時はコマンド選択方式のアドベンチャーゲームなのだが、シーンによってはアクションゲームになるなどユニークな展開も用意されている。
本作の大きな特徴は、主人公の両者は直接的に交錯しないものの物語の根底でつながっているということ。異なる二者のストーリーが織りなす世界観の、ある意味でツウ好みのシナリオに加え、当時のキャッチコピー「映画館でゲームをする感覚の、ダイナミックなスケールとスピード感」が、実に本作の特徴を表しているコピーといえるだろう。
なお、今回は雑誌広告のPDFやステートセーブデータも同梱されており、ゲームの途中からプレイを楽しめるようになっている。
データは【地上ステージ:最終3D迷路開始直前】【宇宙ステージ:クルー未救出でのラスボス直前】【宇宙ステージ:クルー救出済みでのラスボス直前】の3つが用意されているので、好みに応じてプレイしてみよう。
紹介動画
特典
特典として、当時のマニュアルやジャケット・広告をPDFで収録している。
【ゲーム情報】
タイトル:サイオブレード(PC-8801mkIISR版)
ジャンル:アドベンチャー
メーカー:T&E SOFT
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2024年1月9日)
価格:無料
※プロジェクトEGG月額サービス登録(550円)が必要です。
©2024 D4Enterprise Co.,Ltd. / ©2024 MSX Licensing Corporation.
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