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ゲッティ、NVIDIA Picassoを利用した生成AIをリリース

2024年01月09日 12時10分更新

 ゲッティイメージズは1月8日(現地時間)、安全に商用利用が可能な生成AIツール、「Generative AI by iStock」の発売を発表。同社が運営するオンラインコンテンツプラットフォーム「iStock」のユーザーは本日から利用可能だ。価格は100枚の画像生成で2215円。

安全なデータで訓練されているため商業利用可能

 本サービスはNDIVIAとの提携により同社の生成AIに特化したクラウドサービス「NVIDIA Picasso」をベースに構築されている。

 モデルのトレーニングには、ゲッティイメージズのライブラリーからのコンテンツおよび独自のデータを使用しているので、安心して商業利用できるうえ、同社の他のコンテンツライブラリーと同様に1万米ドル(およそ143万円)までの法的補償も含まれている。

 なお、ゲッティイメージズは2023年9月に「Generative AI by Getty Images」を主に企業ユーザーに向けて発表している。

 iStockのチーフプロダクトオフィサー、グラント・ファーホール氏は「中堅企業の42%が、すでにマーケティングを支援するためにAI生成コンテンツを使用しています。本サービスの目標は、ユーザーがクリエイティブなプロセスでAIを使用するための簡単でな選択肢を提供することです」と述べているように、同製品のターゲットは中・小規模企業および個人ユーザーということのようだ。

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