ThinkPad、IdeaPad、ThinkBook、ThinkCenter、Yoga、Legion、LOQです
レノボがWindows+Androidハイブリッドノートなど2024モデルPCを30機種一気に発表!
LenovoはCES2024にて世界向けに、ThinkPad、IdeaPad、ThinkBook、ThinkCenter、Yoga、Legion、LOQの全ブランドの新型PCを30機種、一気に発表した。
ThinkBookでは全く新しいデュアルモデル、YogaシリーズではCore Ultraを活用するための画像生成インターフェースを搭載。「Copilotキー」搭載モデルも登場している。
ThinkPadについては、12月15日に発表済みで、X1 Carbonではトラックポイントのボタンの有無が選択できる。
参考出品は自家発電キーボード&マウスと天板ディスプレーつきノートPC
「Mechanical Energy Harvesting Combo」・「ThinkBook 13x Gen 4 SPE」
Mechanical Energy Harvesting Comboは太陽光発電と機械式発電を内蔵するキーボードとマウス。
13x Gen 4 SPEは天板に「E Ink Prism」を搭載し、カラーの画像を表示できる。
WindowsとAndroidどちらも動くハイブリッドマシン
「ThinkBook Plus Gen 5 Hybrid」
タブレットとキーボードが分離するスタイルの2in1型PCだが、タブレット部にはクアルコムのSnapdragon 8+ Gen1とAndroid OSを内蔵。キーボード側にはCore Ultra 7とWindows11がインストールされている。
合体した状態では、Windows11のクラムシェルPCまたは、キーボード付きAndroidマシンとして利用可能。
分離すると、タブレット部はAndroidタブレットでペンも利用可能で、キーボード側はディスプレーに接続してWindows11マシンとして別々に利用できる。また、タブレット部をワイヤレスディスプレーとして、WindowsPCとしての利用も可能だ。
製品としては、キーボード側を「Hybrid Station」、タブレット部を「Hybrid Tab」と呼ぶ。
Hybrid StationにはCPUとしてCore Ultra 7にRAM32GB、SSD1TBを搭載。Thunderbolt 4×2とオーディオコンボジャックを積み、バッテリーは75Whでサイズは約314×235×9.4mmで970gだ。
Hybrid TabはSnapdragon 8+ Gen1にRAM12GB、USF256GB内蔵で、ディスプレーは14インチ2.8KのOLED、インターフェースはType-C、バッテリーは38Whでサイズは約314×224×6.6mm、重量は785gだ。
米国では約2000ドル(約29万円)で第2四半期に出荷予定。
「Copilotキー」を搭載
「ThinkBook 13x Gen4」・「ThinkBook 14i Gen6+」
ともにCPUがCore Ultraになり、メインメモリーは最高32GBで、ストレージは最高2TB。
13xのディスプレーは13.5インチの3対2比率、2.8K解像度で120Hzを搭載。14iは14.5インチ3K120Hzを搭載する。キーボードには「Copilotキー」を搭載する。
13xのサイズは約294×205×12.9mmと薄型で、重量は1000gからで、約1400ドル(約20万円)で、第1四半期に出荷予定。
14iはGeForce RTXのデスクトップ用GPUを搭載できる「ThinkBook Graphics Extension2」とセットで約2200ドル(約32万円)で第2四半期に出荷予定。
第14世代のコアi9採用
「ThinkBook 16p Gen 5」
CPUは新世代Core Ultraではなく、14世代のコアi9にGeForce RTX 4060を採用する。メインメモリーは最高64GBでストレージは最高4TBまで内蔵できる。
ディスプレーは16インチ3.2K165Hzで430ニト。サイズは約355×258×20mmで重量は2200g。
価格は約1600ドル(23万円)で第1四半期に出荷予定。
独立したNPUを搭載
「ThinkCentre neo Ultra」
小型ながら、独立したNPUを搭載したAI向けデスクトップPCで、コアi9にGeForce RTX4060を搭載する。サイズは約195×195×107mmで重量は3250g。約1500ドル(約22万円)で、第2四半期に出荷予定
ディスプレー一体型PC
「ThinkCentre neo 50a 24 Gen 5 / 27 Gen 5」
ディスプレー一体型PCでCPUはコアi7、24は23.8インチFHD液晶、27は27インチのFHD液晶を搭載する。ThinkPadの外部ディスプレーとしても利用可能なHDMIの入力端子を搭載する。
サイズは約540×192×431mmと612×192×472mmで、重量は6kgと7kg。
価格は800と900ドル(約12万円と13万円)で、第1四半期の出荷予定だ。
Lenovo Yoga Creator ZoneでAI画像生成
「Yoga Pro 9i」・「Yoga 9i 2-in-1」
新Yogaシリーズには「Lenovo Yoga Creator Zone」を搭載しており、AIによるローカルでの画像生成が可能となっている。また、Core Ultraに加え、「Lenovo AI Core」チップを内蔵し、「Lenovo X Power」によって、3Dレンダリングや写真の色補正を効率的に処理できる。また、キーボードには「Copilotキー」を搭載しているモデルもある。
「Yoga Pro 9i」は16型クラムシェルノートPCで、CPUには新世代の「Core Ultra 5/7/9 H」シリーズを採用し、GeForce RTX 4070も選択可能なハイエンドモデルだ。メインメモリーは最高64GB、ストレージは最高1TB搭載できる。
ディスプレーは16インチの3200×2000ドットで、ミニLEDバックライト液晶モデルでは、最高輝度1200ニト、165Hzで、色域はsRGB、DCI-P3、Adobe RGBともに100%を実現する。
インターフェースはThunderbolt 4、USB3.2 Gen1 Type-A×2、HDMI2.0、オーディオコンボジャック、SDカードスロットと角形電源ポートを装備する。
サイズは約362×253×18mmで、重量は2180g、色はタイダルティール/ルナグレー。米国では約1700ドル(約24万円)で4月発売予定。
「Yoga 9i 2-in-1」は14型でCore Ultra 7 155Hにメインメモリーは16 GB、ストレージは最高1TB内蔵する。
ディスプレーは最高で2880×2400ドットのOLEDで60Hz、400ニト、100%DCI-P3、Display HDR True Black 500を実現している。
インターフェースはThunderbolt 4×2にUSB3.2 Gen1 Type-C、Type-A、オーディオコンボジャックを装備。スリムペンとスリーブが同梱される。
サイズは約315×218×16mmで、重量は1350g、色はコズミックブルー / ルナグレー。米国では約1450ドル(約21万円)で4月発売予定。
GeForce RTXも搭載できる14型ノート
「Yoga Pro 7i」・「Yoga Pro 7」
14型クラムシェルで、Pro 7iはCPUにCore Ultra 5/7/9 H シリーズに最高GeForce RTX 4050を、Pro 7はAMD Ryzen 8845HSにGeForce RTX 3050を搭載する。
ディスプレーは最高で14.5インチ3072×1920ドットで120Hz、100%sRGBを搭載。インターフェースはType-C×2にType-A、HDMI2.1、オーディオコンボジャック。
サイズは約326×227×16mmで重量は1490g。Pro 7は米国では約1350ドル(約19万円)で4月発売予定。
2画面ノートもCore Ultraでリニューアル
「Yoga Book 9i」
2画面の2in1ノートで、CPUにはCore Ultra 7シリーズを搭載。メインメモリーは最高32GBでストレージは最高1TB。
ディスプレーは13.3インチ2.8KのOLEDで400ニト、100%DCI-P3。サイズは約299×204×16mmで1340g、米国では約2000ドル(約29万円)で4月発売予定。
スリムなのにHシリーズ搭載
「Yoga Slim 7i」
CPUにはCore Ultra 7 155HでIntel Evo edition対応。14インチの1920×1200ドットOLEDを搭載しながら、312×221×14.9mm、1390グラムの薄型ノート。
米国では約1050ドル(約15万円)で4月発売予定。
新規格Evo Edition対応
「Yoga 7i 2-in-1(14/16)」
14型、16型ともにEvo editionでCore Ultra 7を搭載。メインメモリーは最高16GB、ストレージは最高1TB内蔵可能だ。
ディスプレーは14インチが最高2880×1800ドットのOLED、16インチは1920×1200ドットのOLEDを搭載する。
サイズは14が約318×222×17mmで1490gから、16が362×250×17mmで2100g。米国では約850/900ドル(約12/13万円)で4月発売予定。
「IdeaPad 5i 2-in-1(14/16)」・「IdeaPad 5 2-in-1(14/16)」
IdeaPad 5iは14型16型ともにCPUは省エネのCore Ultra 7 155Uを搭載、IdeaPad 5はAMD Ryzen 8845HSで、ディスプレーはともに1920×1200ドットのIPS液晶を搭載する。
サイズは14が約313×227×19mmで1600g、16が356×255×20mmで2000g。
米国では約730~810ドル(約11~12万円)で4月発売予定。
「IdeaPad Slim 5i」
15型のスリムノートでCPUにCore Ultra 7 155Uまたはコアi7-13700Hを搭載する。ディスプレーは15または15.3インチで1920×1200ドット、60HzのIPS液晶を採用。
サイズは約343×238×17mmで1790g。米国では約700ドル(約10万円)で4月発売予定。
「Lenovo Tab M11」
Androidタブレットで、SoCにはMediaTek Helio G88 Octa-core、最高でRAM8GB+SSD128GBを内蔵する。ディスプレーは11インチで1920×1200ドット、サイズは約166×55×7mmで重量は465g。
米国では約180ドル(約2万5000円)で4月発売予定。
「Yoga True Wireless Stereo Earbuds」は約70ドル(約1万円)で6月発売。
「Yoga Pro Mouse」は約40ドル(約6000円)で4月発売予定。
アップグレードされたLenovo LA3-P AIチップを搭載
「Legion 5i」・「Legion Slim 5」
「Legion 7i」・「Legion 9i」
Lenovoのゲーミングノートの中心モデルで、すべて16型ディスプレーを搭載。5i/7i/9iはCPUに14世代コア「i9-14900H」を、Slim 5はAMD Ryzen 8040シリーズを搭載する。
GPUはi9が最高でGeForce RTX 4090を、ほかはGeForce RTX 4070を選択可能。オンボードAIチップは、9iがLA3-Pを、7iはLA3を、5iとSlim 5はLA1を搭載する。
ディスプレーは9iがミニLEDバックライトの3200×2000ドットで1200ニト165Hz。7iは3200×2000ドットで430ニト165Hz。5iとSlim 5は2560×1600ドット240Hzで500ニトになる。
7iのキーボードには「Copilotキー」を搭載している。
米国での価格は5iが約1400ドル(約20万円)で4月、Slim 5が1500ドル(22万円)で4月、7iが2100ドル(30万円)3月、9iが4400ドル(63万円)で1月から出荷予定。
競技のためのハイエンドモデル
「Legion Pro 5i」・「Legion Pro 7i」
ProシリーズはLegionのハイエンドモデルで、5i/7iともにCPUにコアi9-14900HX、GPUには7iはGeForce RTX 4090、5iはRTX 4070を採用。オンボードAIチップは7iがLA2-Q+LA1を、5iはLA1のみを搭載する。
ディスプレーはともに16インチ2560×1600ドット240Hz500ニト。7iは冷却にベイパーチャンバーを採用し、キーボードには「Copilotキー」を搭載している。
米国での価格は5iが約1500ドル(約22万円)で1月、7iが2700ドル(39万円)で3月出荷予定。
「Legion Tower 5i」・「Legion Tower 7i」
最高で7iはi9-13900K、5iはi9-13900F、最高でGeForce RTX 4070Tiを搭載できる。サイズは7iが483×450×211mm、5iが411×360×205mm。
米国での価格は5iが約1250ドル(約18万円)、7iが2700ドル(39万円)で4月出荷予定。
カジュアルゲーマーのためのお買い得マシン
「LOQ 15」
LOQ 15は15型のゲーミングノートで、CPUはi7-14700HX、i5-12450HX、Ryzen 7 8845HSを、GPUはGeForce RTX 4050/60を内蔵する。
ディスプレーは15.6インチ2560×1440ドットの165Hz、350ニト。オンボードAIチップはLA1を搭載する。
価格は約750~800ドル(約11~12万円)で4月出荷予定。
「LOQ Tower 17」
CPUに14世代コアi7-14700シリーズを搭載、GPUは最高でGeForce RTX 4060Tiを選択できる。サイズは376×304×170mm。 米国での価格は約900ドル(約13万円)で4月出荷予定。
「Legion K510 Pro Mini Keyboard」は米国で約70ドル(1万円)で6月出荷、「Legion M410 Wireless RGB Gaming Mouse」は50ドル(7200円)で3月出荷予定。
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