中国Nubia社傘下のスマートフォンメーカーREDMAGICはゲーミングスマホの最新モデル「REDMAGIC 9 PRO」を世界向けに発表、日本での発売も開始する。
クアルコムの最新SoC「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載し、価格は10万9800円と13万4800円で、1月12日正午から先行予約販売を開始、1月23日正午から正式販売を開始する。
先行予約販売に先立ち、1月9日正午よりメール登録で獲得できる公式限定クーポンの申込も開始した。
ノッチなしの完全な全画面ディスプレーで
メインカメラにOIS搭載しフルフラットに
REDMAGIC 9 ProはOSにAndroid 14をベースにした「REDMAGIC OS 9.0」を搭載。SoCはクアルコムの最速「Snapdragon 8 Gen 3」に、ゲーミングチップ「Red Core R2 Pro」を採用。CPU性能を32%、GPU性能を34%向上させながら、CPUの消費電力は34%、GPUの消費電力は38%削減している。
REDMAGIC 9 Proは、バックパネル、LPDDR5xメモリー、UFS 4.0ストレージ容量の異なる3モデルが用意されている。
「Sleet(スリート)」はパネルが黒のマット仕上げで、RAM12GB+SSD256GB搭載で10万9800円。「Snowfall(スノーフォール)」はパネルがシルバー仕上げ、「Cyclone(サイクロン)」はおなじみの黒スケルトンパネルで、ともにRAM16GB+SSD512GBを内蔵し、13万4800円である。
ディスプレーは6.8インチ20対9比率のFHD+(1116×2480ドット)で、リフレッシュレートは120HzのAMOLEDで、最大輝度は8 PROの1300から1600ニトに明るくなった。タッチサンプリングレートはマルチポイントで960Hz、ピンポイントで2000Hzを誇る。
フロントカメラは16MPで、8 PROと同様に画面下で、パンチホールやノッチはまったくない全画面表示を実現している。
メインカメラはREDMAGIC初の光学式手振れ補正とフレア防止を採用したSamsungのGN5で、センサーは1/1.57型50MPを内蔵する。超広角はSamsungのJN1でセンサーは1/2.76型の50MP、マクロカメラは2MPだ。8 PROではリアカメラが突起になっていたが、9 PROは背面がフルフラットになっている。
バッテリー容量は8 PROの6000mAhから9 PROでは6500mAhに増量、ACアダプターは65W出力から80Wに強化し、35分でフル充電可能だ。
クーリングも新しい「ICE 13」冷却システムを搭載。10層のレイヤーで10182平方ミリの大型ベイパーチャンバーを搭載。冷却性能が2倍になり、コア温度を5℃低下している。
本体サイズは約164×76×8.9mmで8 PROと同じで、重量は229gで14g重くなっている。右側面には、ゲーム用のショルダートリガー×2に電源ボタン、スライド式のゲームスペーススイッチがあり、ボリュームボタンも左側から右側に設置されている。
nanoSIMが2枚搭載可能。無線はWi-Fi6とBluetooth5.3、コネクターはUSB3.2Gen2TypeCでイヤホンジャックを搭載。指紋センサーと赤外線センサー、NFC(Type a/b)も内蔵する。
公開当初、一部のスペックの記載に間違いがありました。お詫びして修正します。(1/15 14:30)
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