水月雨(MOONDROP)の「Aria 2」、EQ調整可能なUSBケーブル「Free DSP」も
地球世界、ANC搭載で実売8500円の完全ワイヤレスTANCHJIM「MINO」ほか
地球世界は12月22日、TANCHJIMブランドでアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン「MINO」と、水月雨(MOONDROP)ブランドの有線イヤホン「Aria 2」、USB Type-C対応のリケーブル「Free DSP」を発売した。価格はいずれもオープンプライス。実売価格はMINOが8500円前後、Aria 2が1万6700円前後、Free DSPが6200円前後。
MINO
ドライバーは10mm径のダイナミック型。強磁気回路を搭載し、振動板素材はベリリウムメッキドーム+PUサスペンション。ANC性能は-45dBと高性能をうたう。Bluetooth 5.3対応で、コーデックはAACとSBCに対応。45msと遅延も抑え、ゲームにも利用できるという。ANC使用時で5時間(ケース併用で31時間)の再生が可能。IPX4の防滴仕様。タッチ操作に対応。静電式のインイヤー検知機能で着脱状態に応じて自動的に一時停止/再生。ホワイト、ブラック、ピンクの3種類が選べる。
Aria 2
新開発のTiNセラミックドーム複合振動板を搭載。3種類の素材を2つの工程で複合化、金属コーティングより高い性能を得られるとする。内外複合磁気回路、複合独立真鍮チャンバーなどを採用。
鋳造合金の筐体はCNC彫刻を施し、カスタマイズしたネジで固定。接着剤ではないので、経年劣化や外力による破損に強い。色、素材、加工ともに質感の高さをうたう。ノズルはCNC真鍮部品に金メッキを施している。音響フィルターは先端を取り外して交換可能。ベント部は新開発の分散式ディフレクター構造。
付属ケーブルは新設計で線材にリッツ構造銅と銀メッキ銅を使用。3.5mmと4.4mmのプラグに交換可能。イヤホン側は2ピン端子。周波数帯域は16Hz~22kHz。インピーダンスは33Ω±15%(1kHz)。感度は122dB/Vrms(1kHz)。THDは0.05%以下(1kHz)。
Free DSP
2pin端子対応のUSB Type-Cケーブル。DSP処理で高音質化している。ケーブルは75芯の高純度無酸素銅を銀メッキしたもの。リッツ構造を採用。3ボタンのリモコンマイクを搭載。リモコンマイクと出力信号のケーブルは独立しているため、干渉が少ない。最大120dBのダイナミックレンジ、0.0008%と低い全高調波歪率、バランス駆動に対応。パラメトリックEQに対応。専用アプリ「MOONDROP Link 2.0」で調節する。
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