京王百貨店は1月6日~22日、「新宿店 開店60周年記念 第59回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」を開催する。
百貨店の物産展としては最大級の規模・売上を誇る年に一度の名物催事。新型コロナウイルス感染症5類移行後初となる駅弁大会。今大会では4年ぶりに入場制限を行わず、過去最大となる47の駅弁調製元が実演販売で出店。
新宿店 開店60周年を記念した「贅沢盛り新作駅弁」特集や、豪雨災害により現在も分断されている「米坂線」地域の活性化を目指す「がんばれ!ローカル線」など多数の企画を展開。“つなげよう、その先へ”をテーマに、より多くの人に駅弁を楽しんでもらうことで、駅弁大会、ひいては駅弁業界を盛り上げ、改めて歴史をつないでいく大会を目指すとしている。
贅沢盛り新作駅弁特集では、価格を2500円以下に抑えつつ食材をふんだんに盛り付けた新作駅弁を展開。数量を600食と多く販売することで“贅沢盛り”を実現。
画像左から
・滋賀県 東海道本線/草津駅 実演 通期
「近江牛 極」:2300円(初登場)
・福井県 北陸本線/福井駅 実演 通期
「越前かにめし三昧」:1980円(初登場)
・北海道 函館本線/旭川駅 実演 通期
「ほたて華寿し」:2450円(初登場)
・北海道 根室本線/釧路駅 実演 通期
「花咲蟹ちらし」:2499円(初登場)
・茨城県 常磐線/水戸駅 実演 通期
「常陸牛 豪快 すき焼き重ね盛り弁当」:2450円(初登場)
・兵庫県 山陽本線/姫路駅 実演 2週目
「瀬戸内産牡蠣めし増量しちゃいました」:2300円(初登場)
「北陸新幹線延伸開業記念」特集では、2024年3月に北陸新幹線金沢駅~敦賀駅間が延伸開業する記念として、開業を予定する地域の新作駅弁を展開。
「がんばれ!ローカル線」企画は、人口減少や観光客の減少などの影響で赤字路線が増加し、一部路線では廃線やバス転換が検討される地域がある中、駅弁大会をきっかけに、知名度アップや集客につなげて地元の活力を上げてほしいという思いを込めた企画。現地販売は3日前までに要予約。
画像右から
・山形県 米坂線/今泉駅 実演 1週目
「米沢牛&馬肉 あい盛り弁当」:1650円(初登場)
・新潟県 米坂線/坂町駅 実演 2週目
「秘伝ダレから揚げ弁当(鮭ほぐし身入り)」:1250円(初登場)
前回大会に続く「SDGs×駅弁」企画の第2弾として今回は、食品ロス削減を目指して、規格外の食材を取り入れた駅弁を実演で販売。
「第59回記念 特製どんぶり企画」は、第50回(2015年)大会から続く恒例の記念丼企画。その年の干支をモチーフにした丼のデザインと底面に入った駅弁大会ロゴが特徴で、中身を毎年変えて販売している。
2003年、2004年の駅弁大会で販売した台湾・台北駅の懐旧弁当企画が復活。今大会では、老舗駅弁調製元「淡路屋」が手掛け、台湾料理の定番「排骨飯(パイコーハン)」がモチーフ(駅での販売はない)。
今大会では、名古屋発祥のスイーツ「ぴよりん」や人気キャラクターや話題のアニメとのコラボレーション弁当が充実している。
モンキー・パンチの人気漫画「ルパン三世」のアニメ「LUPIN ZERO」と淡路屋の人気駅弁「ひっぱりだこ飯」とのコラボ商品も登場。
「日本縦断コラボ」企画では、全国を6地域に分け、各地域の駅弁を4マスに詰めた駅弁を実演で販売。定番人気の駅弁や中には初登場駅弁を楽しめる弁当も登場(駅での販売はない)。
A<九州編>:2100円(左上から時計回りに1~4)
1.佐賀県 佐世保線/有田駅「有田焼カレー」
2.鹿児島県 九州新幹線/出水駅「極 黒豚めし」
3.福岡県 九州新幹線/博多駅「かしわめし」
4.長崎県 長崎本線/長崎駅「ながさき鯨カツ弁当」
B<中部編>:1650円(左上から時計回りに1~4)
1.岐阜県 高山本線/高山駅「飛騨牛しぐれ寿司」
2.愛知県 東海道新幹線/名古屋駅「松浦の味噌ヒレカツ重」
3.愛知県 東海道本線/豊橋駅「稲荷寿し」
4.山梨県 中央本線/小淵沢駅「甲州かつサンド」
C<北陸編>:2100円(左上から時計回りに1~4)
1.石川県 北陸本線/加賀温泉駅「小松 しし肉弁当」
2.新潟県 信越本線/新津駅「えんがわ押し寿司」
3.福井県 北陸本線/福井駅「越前かにめし」
4.福井県 北陸本線/福井駅「焼き鯖すし」
D<東北・関東編>:2600円(左上から時計回りに1~4)
1.山形県 奥羽本線/米沢駅「牛肉どまん中」
2.宮城県 東北新幹線/仙台駅「厚切り真たん牛たん弁当」
3.茨城県 常磐線/水戸駅「常陸牛 牛べん」
4.福島県 常磐線/いわき駅「うに貝焼き食べくらべ駅弁」
E<北海道編>:2800円(左上から時計回りに1~4)
1.北海道 函館本線/小樽駅「海の輝き」
2.北海道 函館本線/函館駅「鰊みがき弁当」
3.北海道 函館本線/旭川駅「蝦夷わっぱ(ミックス)」
4.北海道 根室本線/釧路駅「いわしのほっかぶり寿司」
F<関西・中国編>2600円(左上から時計回りに1~4)
1.滋賀県 東海道本線/草津駅「近江牛ステーキ&焼肉弁当」
2.広島県 山陽本線/広島駅「炙り煮あなごめし」
3.鳥取県 山陽本線/鳥取駅「山陰鳥取かにめし」
4.兵庫県 山陽本線/西明石駅「ひっぱりだこ飯」
そのほかにも新作、初登場の各種駅弁を販売。
※画像左から
・新潟県 信越本線/新津駅 実演 通期
「焼きのどぐろと炙りサーモン丼」:1600円(初登場)
・福島県 常磐線/いわき駅 実演 1週目
「うに弁」:1800円(初登場)
・神奈川県 江ノ島電鉄/鎌倉駅 実演 2週目
「江ノ電弁当チョコ電」:1680円(初登場)
・山梨県 中央本線/小淵沢駅 実演 通期
「甲州ワイン ステーキサンドウィッチ」2400円(初登場)
・福井県 越美北線/九頭竜湖駅 実演 2週目
「九頭竜まいたけ海苔弁」:1350円(初登場)
※現地では冬期間(11月中旬~3月)のみ予約販売
・福岡県 九州新幹線/博多駅 実演 1週目
「焼き鳥弁当」:950円(初登場)
※画像左から
・「寝台急行テールマーク弁当『銀河』」:2350円
輸送 通期 初登場 ※JR東日本商品化許諾済
・「185系メモリアル 特急踊り子弁当」:2350円
輸送 通期 初登場 ※JR東日本商品化許諾済
・京都府 東海道本線/京都駅 輸送 通期
「JR貨物コンテナ弁当 京都の鶏めし編」:1680円(初登場)
※画像左から
・北海道 函館本線/札幌駅 輸送 通期
「かに!蟹!かに!合戦」:1480円(初登場)
・青森県 東北新幹線/新青森駅 輸送 通期
「青森味紀行 いか・ほたて・鶏めし」:1380円(初登場)
・茨城県 常磐線/水戸駅 輸送 通期
「常陸牛のすき焼きと常陸の輝きの生姜焼き辨當」1380円(初登場)
・静岡県 東海道本線/沼津駅 輸送 通期
「抹茶あじ寿司」:1380円(初登場)
新宿店 開店60周年記念 第59回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会
会期:1月6日~22日
※インターネット予約受注・販売は1月20日まで
会場:京王百貨店 新宿店7階 大催場
営業時間:10時~20時
※1月15日および最終日の1月22日は17時閉場
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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