AZLA初のフォーム型＆ASMR特化のイヤーピース発売、SednaEarfit fomax/max ASMR

2023年12月22日 11時00分更新

　アユートは12月22日、AZLAの“SednaEarfit”イヤーピースの新製品を発売した。

SednaEarfit Foamax

　「SednaEarfit Foamax」は、高遮音と高音質の両立にフォーカスしたフォームタイプ（低反発）の製品で、S、MS、M、ML、Lの5サイズがあり、価格は2970円から。「SednaEarfit max ASMR」は“究極の低刺激フィット”をスローガンにした「SednaEarfit MAX」をASMR向けに再設計したもの。SS、S、MS、M、ML、Lの6サイズがあり、細軸ノズルアダプターも付属する。価格は2750円から。

SednaEarfit max ASMR

低反発でも高域が伸びる「SednaEarfit Foamax」

　遮音性を確保する独自の高密度フォームと、イヤホンのノズルを固定するプレミアムメディカルシリコンのハイブリッド構成。高域特性が落ち、こもりやすいフォーム型の弱点を考慮し、高域が減衰せず、音の直進性を確保する独自の内部設計にした。結果、広いサウンドステージと鮮明な音を実現できたという。また、つぶして耳にフィットさせる際の使いやすさにも配慮。最適な復元時間を研究した結果、約30秒かけてゆっくりと耳道にフィットするようにしている。また、耳道への刺激が少ない円形とし、汗や皮脂汚れを防ぐ超薄膜コーティングも施している。耳垢防止用のフィルターも、音質重視でダンパー機能を持つ、独自のハニカム構造コアレスワックスガードにしている。

内部構造

軸側

　パッケージは単品サイズを2ペア同梱するものが2970円。MSまたはMLサイズを中心に近接3サイズを1ペアずつ同梱するものが3960円。

ASMRに特化したチューニング「SednaEarfit max ASMR」

　イヤーピースの傘とワックスガードに、KCC SILICONEの医療用シリコンを使用。長時間使っても耳への負担が少ないのが特徴。低圧迫と高遮音性の両立をするため、耳に触れる部分に向かうほど厚みが薄くなる独自のテーパード型構造にしている。ダンパー機能を持つハニカム構造のコアレスワックスガードを採用。これらはSednaEarfit MAXと共通する特徴だが、新たにASMR向けとして、イヤーピース開口部を調整。イヤホンノズルから出る高音域を意図的に減衰させ、中域から中高域にかけての奥行きと立体感、低音域の程よいまとまりとアタック感などのバランスを取っている。結果、定位感を得やすいサウンドになるという。