自分が求める情報が表示されやすくなる
「ウィジェット」を設定しよう
Windows 11にはウィジェット機能が搭載されている。左下に配置されているウィジェットボタンをクリックすると、ウィジェットボードが開き、ニュースや天気、株価などが表示される。初期状態で有効になっているので、一度は開いたことがあるだろう。そのままでは特にメリットを感じられず、開かなくなった人も多いはず。
ウィジェットをカスタマイズすると、自分が求める情報が表示されやすくなる。ワンクリックで複数の情報をまとめてチェックできるのは効率がいい。ウィンドーを閉じたり開いたりする必要がなく、ウィジェットボードがぱっと前面に表示され、不要になればサクッと消えるのも使い勝手がいい。
初期状態ではクリックしなくても、ウィジェットボタンにマウスポインタを乗せると自動的に開くようになっている。まずは、興味のあるウィジェットを追加しよう。「+」ボタンをクリックすると、利用できるウィジェットの一覧が表示される。表示させたいウィジェットがあったら「ピン留めする」をクリックする。
「To Do」を追加すれば、「Microsoft To Do」アプリに登録したタスクが表示される。単に確認できるだけでなく、スターを付けたり、完了させたりできるのが便利だ。
●用意されているウィジェットの一覧
・Game Pass
・Outlookカレンダー
・Spotify
・To Do
・ウォッチリスト
・スポーツ
・スマートフォン連携
・ヒント
・ファミリーセーフティ
・フォーカスセッション
・写真
・天気
右上の更新ボタンをクリックすれば、ウィジェットやカードなどの内容が更新される。矢印ボタンをクリックすれば全画面表示になる。ユーザーアイコンをクリックすれば、設定画面が開く。
マウスポインタを乗せるとウィジェットボードが開くが、「クリックするまでは動作しないでほしい」という場合は「ホバー時にウィジェットボードを開く」のスイッチをオフにしておく。通知バッジやお知らせの通知が不要なら、それらもオフにすることができる。
興味のあるジャンルを設定するなら、「関心を管理する」をクリックしよう。「フィード設定」のウィンドーがポップアップするので、興味のある関心ごとをクリックしよう。もっと多くの選択肢を見たい案ら、「さらに表示」をクリックしよう。ブラウザーで「Microsoft Start」のページが開き、様々なジャンルから関心ごとを選択できる。
「Microsoft Start」のウェブページで「その他設定」を開くと、表示するコンテンツの設定ができる。ウィジェットボードにはウィジェットの他に天気やゲーム、ショッピングといったインフォメーションカードも表示されるようになっている。初期設定ではすべてオンになっているので、不要なものがあればオフにしておこう。
記事のサムネイルをクリックすると、ブラウザーで「Microsoft Start」が開き、記事を閲覧できる。ASCII.jpの記事も出てくるのでチェックしてみよう。サムネイルの媒体名にマウスポインタを乗せるとフォローすることもできる。
以上が、Windows 11のウィジェットボードの使い方となる。筆者は天気とタスク、そして幅広い媒体のニュースを見出しだけチェックするのに使っている。簡単に使えるので、まずはデスクトップ左下のアイコンをクリックしてみよう。
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