マトリックスコミュニケーションズは12月21日、小型ワイヤレスディスプレーアダプター「Compact Mate2 C1+R1」を発表した。12月22日に発売する。
本製品は、重さ13gのUSB Type-Cに対応した送信機(C1)と19gのHDMI受信機(R1)で構成され、PCやタブレット、ゲーム機などのUSB Type-C端子に取り付けた送信機から、フルHD(1920×1080ドット)60fpsの映像を大画面テレビやモニター、プロジェクターにワイヤレス投映できる。
送信機(C1)は、USB Type-C PD-ALT(Power Delivery-Alternative)またはThunderbolt 3/4の両規格に対応する。給電と画面データの送信は、送信機(C1)をUSB Type-C端子への抜き差しするだけで動作し、端末画面からの接続操作は不要。
受信機(R1)は、片方をTVモニターのHDMI入力端子につなぎ、もう片方をUSB 3.x(Type-A)端子、もしくはUSB-ACアダプターにつないで給電する。通信距離はおよそ20m。HDMIケーブルを使わずに、室内のどこからでもフルHDの大画面を投影できる。さらに、著作権保護としてHDCP 1.4に対応する。
Compact Mate 2は、Wi-Fiネットワークを介さずに、送信機と受信機の間で直接画面を転送するので、HDMIケーブルの置き換えとしても利用できる。
対応OSはWindows、Android、Chrome、iOS、Mac OS。対応機器は、Thunderbolt 3/4または、USB Type-C PD ALTに対応したWindows PC/タブレット、Chromebookのほか、USB Type-C PD ALTに対応したAndroidスマホ/タブレット、USB Type-Cに対応したiPadシリーズ/iPhone、Nintendo Switch。
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