普及モデルの「Idea Pad」もCore Ultraです!
レノボがCore Ultra搭載で「トラックポイント・ボタン」のない「ThinPad X1 Carbon」を発売
Lenovoは米国にて、インテルの新世代CPU「Core Ultra」を搭載した「ThinkPad」のフラッグシップモデルと、普及モデルの「Idea Pad」を発売した。
トラックポイント・ボタンが無くなる!?
「ThinkPad X1 Carbon Gen12」
ThinkPad X1 Carbonは、おなじみ14型の軽量クラムシェルPCのフラッグシップモデルで、新EVO Edition対応。CPUは「Core Ultra 7 155H」を搭載した2モデルを限定販売している。
下位はメインメモリーが16GB、上位は32GB、ともにLPDDR5X-6400MHzが直付けされている。SSDは512GBと1TBで、ともにM.2 2280 PCIe Gen4だ。
キーボードデザインがアクセシブルに改良され、タッチパッドにはハプティック型を選ぶことができ、その場合にはトラックポイント用の物理ボタンが無くなることとなる。米国サイトによると、従来通りのボタンありを「TrackPadモデル」、ハプティックの物理ボタン無しを「TouchPadモデル」と呼ぶようだ。
10年前にThinkPadの一部機種でトラックポイント用の物理ボタンがなくなり、その後復活した。タッチパッドしか使わないユーザーには広いパッドのほうが使いやすいからだったが、今回はどちらか選べるので、物議は醸さないだろう。
ディスプレーは14インチ16対10比率の2.8K(2880×1800ドット)のOLEDで、HDR 500、100%DCI-P3、輝度は400nit、120Hz、ノングレアで低ブルーライトを搭載する。
無線機能はWi-Fi 6EにBluetooth5.3で、Wi-Fi 7や5G sub-6 (CAT20)、4G LTE (CAT16)、4G LTE (CAT4)モデルも発売予定だ。
インターフェースはThunderbolt 4×2、 USB 3.2 Gen 1 Type-A(5Gbps)×2、HDMI 2.1、3.5mmオーディオジャックを内蔵。
バッテリーは57Wh搭載でサイズは312.8×214.75×14.96mm、重量は1.09kg。価格は2989ドル(約42万円)と3489ドル(約50万円)。
「ThinkPad X1 2-in-1 Gen 9」は、スペックはX1 Carbonと同じで、ディスプレーが360度回転するYOGA型デザイン。画面はタッチとペン入力に対応する。
サイズは312.8×217.65×15.49mm、重量は1.32kgから。こちらは2024年3月発売で、予価2639ドル(約38万円)。
Core Ultra採用で世界初の普及モデルPC
1000ドルでお釣りがくる「IdeaPad Pro 5i」
IdeaPad Pro 5iは普及モデルながら、新世代の「Core Ultra 5 155H」を搭載し、限定モデルが発売となっている。
メインメモリーは16 GB(LPDDR5X-7467MHz)にストレージは512GB SSD M.2 2242 PCIe Gen4を内蔵する。
ディスプレーは16インチのWQXGA (2560×1600ドット)IPS液晶で、100% sRGB、最高輝度350nit、120Hzでアンチグレアを搭載する。
インターフェースはThunderbolt 4、USB3.2 Gen1 Type-C、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、HDMI2.1、SDカードリーダー、オーディオジャック。
バッテリーは84Wh内蔵、サイズは356×251×17.5mmで重量は1.95kg、価格は956ドル(約13万6000円)。
14型モデルは後日発売となるが、16型とともに、NVIDIA GeForce RTX 4050を搭載するモデルも登場予定だ。
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