ウイングアーク1stは12月19日、データ分析基盤「Dr.Sum」を「つなぐデータベース」へと強化した最新版Ver.5.7を提供開始した。
Dr.Sumはデータをビジネス部門の担当者が扱いやすい形に変換し分析活用しやすい基盤となることを目指し、さまざまなデータと連携する「つなぐデータベース」として機能強化をはかっている。
最新版では、CData Softwareのアダプター採用により、Salesforceやkintoneなどのクラウドサービスとのシームレスなデータ連携が可能になるほか、データ連携ツール「Dr.Sum DataLoader」の同期機能の対象データベースにPostgreSQLが加わった。また、ファイル・フォルダーを監視し、Dr.Sumへのファイルアップロード、取り込みを自動化する新機能「File Upload Agent」がリリースされ、手元のファイルを統合・集約する仕組みを簡単に構築可能となった。
データベースエンジンでは、Datalizerでは、UIの進化のほか、明細書・集計表の自由度が向上、カスタムビューの設定が可能となっている。
さらに、米OpenAIの生成AI「ChatGPT」を連携。データベースエンジンでSQL・Python生成が可能になる「Dr.Sum Copilot」も提供開始予定(は2024年春リリース予定)。
価格はクラウドサービスが月額16万5000円~、オンプレミス製品はサブスクリプションライセンスが月額13万2990円~。
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