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「アジア映画見放題チャンネル」スタート記念! “これは押さえておきたい”おすすめ5本

2023年12月18日 19時30分更新

文● 田中隆信
提供: 楽天グループ株式会社

 RakutenTVにて、月額サービス「アジア映画見放題チャンネル」がスタートした。月額880円で、韓国、中国、台湾、インド、タイなどのアジア映画300本以上が視聴可能。そこで、スタート記念として“これは押さえておきたい”おすすめ作品5本を紹介しよう。

 1本目は、映画『ザ・ファイブ ―選ばれた復讐者―』(2013年)。韓国ドラマ『私の名前はキム・サムスン』のキム・ソナ主演のクライムサスペンス。愛する夫と子供を目の前で殺され、車椅子生活を余儀なくされたヒロイン“ウナ”が、特殊な血液型である自分の臓器を提供するという条件で4人の仲間を集めて、“ザ・ファイブ”として復讐(ふくしゅう)を遂行する。原作はインターネットサイトで連載され、韓国でいろんな賞を受賞したWEBコミックで、作者であるチョン・ヨンシクが自ら監督を務めて実写化。いきなり重い作品を取り上げたが、映画『エターナルズ』でハリウッド進出を果たしたマ・ドンソクや映画『オオカミの誘惑』のイ・チョンアらが出演し、見応えのある作品となっている。

 2本目は、映画『善惡の刃』(2017年)。2000年に韓国で起きた薬村五叉路タクシー運転手殺人事件を元にした作品で、韓国で200万人を動員した大ヒットを記録している。犯人として逮捕されたのは、当初“第一発見者”とされていた15歳のヒョヌだった。10年後、刑期を終えて出所するが、被害者遺族への賠償金を支払うために多額の借金を抱えることに。そこに、“敗訴”続きで職にあぶれていた弁護士・ジュニョンが話題性のある依頼人で一発逆転を狙おうと、ヒョヌに接近。借金を帳消しにする方法として“再審”を持ち掛けると、ヒョヌもその提案に乗ってきた…。10代の犯罪、そして冤罪の可能性など、スリリングな展開から目が離せない。

 3本目は、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地覚醒』。清朝末期に活躍した実在の武術家である洪家拳の達人、ウォン・フェイフォンをジェット・リーが演じて世界的大ヒットを記録した“ワンチャイ”こと「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズ。伝説のヒーローが再び悪に挑む本作は、2019年に公開された。舞台は20世紀初頭の中国・広州。ここに武道館を開くことを夢見る若きウォン・フェイフォンだったが、欧米への門戸を開こうとする改革派に対抗する“朝廷保守派”がクーデターを企てていることを知り、国家を揺るがす陰謀を阻止しようと動き出した。最新のVFX技術を駆使し、さらに迫力を増しているアクションシーンにも注目。

 4本目は、韓国の名優、マ・ドンソク主演の映画『ファイティン!』。子供の頃、アメリカに養子に出されて孤独な人生を送っていたマーク。一度はアームレスリング(腕相撲)の頂点を夢みたが、八百長疑惑をかけられ除名されてしまう。自称スポーツエージェントのジンギの口車に乗せられ、マークは韓国に戻ってアームレスリングの世界に身を委ねるが、実母のことを知りたくなった彼は家を訪ねると、初めて存在を知った妹とその子供が住んでいた。家族のためにアームレスリングで頂点を目指す姿は、見ている方も思わず力が入ってしまう力作。映画『エターナルズ』のギルガメッシュ役でハリウッド進出も果たしたドンソク。先に紹介した『ザ・ファイヴ ―選ばれた復讐者―』をはじめ、映画『隣人 -The Nighbours-』、映画『ザ・バッド・ガイズ』、映画『おもちゃ 虐げられる女たち』、映画『殺人者』、映画『守護教師』、映画『無双の鉄拳』、映画『アンダードッグ 二人の男』など、「アジア映画見放題チャンネル」には彼の主演作・出演作が多数含まれているので、気になる人はどんどんチェックしてもらいたい。

 そして5本目は、映画『ジェノサイド・ホテル』。2008年11月26日、“第二の9.11”と言われたムンバイ同時多発テロが発生。インドのムンバイを訪れたショーンは、活気にあふれた人々や町並み、極彩色の祭に魅了されていた。最高級のタージマハル・ホテルに泊まり、いつもと違う異国の雰囲気を楽しんでいた。それがホテルに押し入った武装集団の無差別攻撃によって事態が一変。甚大な被害と多数の死傷者を出した凄惨(せいさん)な事件を元に描いたリアルさが恐怖感に終始ドキドキしっぱなし。

 幅広いジャンルの作品がそろっている「アジア映画見放題チャンネル」。まずは上記の5つの名作から楽しんでもらいたい。

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