東京駅から2時間半、房総半島地域の元・小学校を新社屋にした理由とは?
山を開墾する案も!? ディスプレー会社JAPANNEXTは、なぜ田舎の廃校を本社にしたのか
こんにちは、ジサトライッペイです。このたび、フランス人社長が率いるディスプレーメーカーの新星、JAPANNEXTの新社屋に取材に行ってまいりました。この新社屋はなんと、千葉県の房総半島地域にあるいすみ市の廃校「旧中川小学校」を利活用したものということで、大変興味深い建物なのです。
同市は未利用財産の有効活用を図るため、2021年9月に公募型プロポーザルを実施。そこにJAPANNEXTが応募して、いすみ市の考える「施設を利活用し、地域経済の活性化に取り組む企画提案」に合致した結果、採用されたそうな。
廃校になった小学校を利活用して新社屋に
以前のインタビューで、「私が来日してから、(千葉県の)一宮町をはじめ色々な地域の方々にお世話になってきておりますので、今後は一宮町、また近隣地域への貢献も含めて地域貢献型のプロジェクトも行っていきたいですね。」と語っていた、ベッカー・サムエル社長(以下、ベッカーさん)ですが、まさに有言実行といった取り組みです。
しかし、廃校の再利用にはそれ相応のアイディアや工夫が求められたと思います。そして、いすみ市の新社屋(住所:千葉県いすみ市行川506-5)は東京駅から約2時間半の土地柄。様々な課題が予想される中、この生き馬の目を抜く業界でいかに戦っているのか。まずはベッカーさんのインタビューからご覧いただければ幸いです。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう