アップルは12月11日、UIを一新した新しい「Apple TVアプリ」を公開した。同社のエディ・キュー氏(サービス担当シニアバイスプレジデント)は本件について「私たちは、ユーザーが自分のお気に入りを常に手元に置いておけるようにすることを目指しています」と述べ、気に入った作品を視聴しやすくするためのアップデートであることを明かしている。
サイドバーの機能を強化
新バージョンのアプリでは新しいサイドバーを使うことで、すばやいアプリの操作が可能。「Apple TV+」「MLS Season Pass」「Disney+」といったチャンネルやアプリのショートカットへ簡単にアクセスできるようになる。
サイドバーには視聴者に人気の番組、映画、スポーツすべてを一つにまとめたガイド「Home」も導入。ユーザーはHome内にある「Channels & Apps」セクションから、サブスクリプション登録しているチャンネルや接続されているアプリについて詳しく調べることも可能だ。さらに「新着テレビ番組&映画」「トップチャート」「今人気の作品」「For You」などの各項目では、ユーザーにあったおすすめコンテンツを表示してくれるという。
リビングルームのデバイスから利用する場合、サイドバーのプロフィール表示から家族間でユーザーをすばやく切り替えることで、「次に観る」のパーソナライズやアプリ全体でのコンテンツの提案を向上させることもできる。
ほかにも「ストア」タブで購入またはレンタル可能な作品へ簡単にアクセスしたり、「Add Channel & Apps」から人気のストリーミングサービスを探すことも可能だ。
一部のアプリは「Apple TVアプリ」へリダイレクトを開始
同日より以下の各アプリは、Apple TVアプリへのリダイレクトを開始。今後は1つのアプリで購入済みやお気に入りの作品をすべて視聴できるようになる。
・iTunes Storeアプリ(iOS、iPadOS)
・iTunes映画アプリ(Apple TV 4K、Apple TV HD)
・iTunesテレビ番組アプリ(Apple TV 4K、Apple TV HD)
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