「iOS 17.2」配信開始、新時代の日記アプリ「ジャーナル」追加や空間ビデオ撮影対応
アップルはiOSの最新バージョン「iOS 17.2」の配信を開始した。iPhone 15 Proでの容量は1.49GB。iPadOS 17.2についても同様にダウンロード可能になっている。
今回のバージョンアップでは、まず新アプリ「ジャーナル」が追加。これはiOS 17とともに公表されていた機能で、スマホ時代の日記アプリとも言えるもの。撮影した写真、訪れた場所、ワークアウトのデータなど、端末内のさまざまな情報を自動的に候補として表示、日常のちょっとした出来事から旅行などのイベントを記録として残しておける。データやパーソナライズは端末内で完結、セキュリティーを重視しているのもアピールポイント。
また、iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxでは、やはり発表時から予告されていた空間ビデオ撮影に対応。来年発売予定のApple Vision Proの3D空間で体験可能な動画を撮影できる。同じくiPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxでは望遠カメラ利用時のフォーカス速度が向上、またアクションボタンに「翻訳」を選択可能になった。
このほか、AirDropによる連絡先の共有オプションの拡張、PDFファイル内のフォームを自動認識して、名前や住所などの情報を入力する機能、iPhone 13/14でQi2充電器に対応など変更点は多数。詳しくはアップルのサイトで確認してほしい(https://support.apple.com/ja-jp/HT213781)。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります