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12万4800円!AC6も110fps以上、コスパが高いゲーミングノートPC

2023年12月11日 10時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

SNSでのアンケートで選ばれたグリーン筐体

 ゲーミングノートPCというと、各社カラーはブラックが多いが、NEXTGEARのノートPCは、SNSを利用したアンケートで最も支持の多かった青みがかったグリーンが採用されている。NEXTGEARを示すNGのロゴは、本体カラー調に合わせた紫をベースとした色で、質実剛健なイメージのブラックと異なるオシャレ感のあるデザインに仕上がっている。

天板は中央にロゴが入ったシンプルなデザイン。ロゴも服飾ブランドのような2つの文字を1つの意匠のような形にしたデザインになっている

 16型と画面が大きいため、当然ながら14や15.6型よりも、全体的にやや大きめ。キーピッチも19mmとフルサイズで文字入力も好適で、テンキーも備えるため普段使いで表計算を使う人にもうれしい。

余裕があるためテンキーも備え、フルサイズのアイソレーションキーと、文字入力も快適。パームレストにはシボ加工があり、指紋が付きにくく、手触りも良い

 キーボードのバックライトは、単色だが搭載していて、同社の独自の「Mouse Control Center」を使用して色を変更できる。そのほか、「Mouse Control Center」ではファンクションスイッチにより、Winキーのロックなどができ、パワーセッティングにてパフォーマンスを変更できる。

単色だがバックライトも搭載

バックライトの色は独自ソフトから変更できる

WinキーやFnキーのロックや、タッチパッドのインジケーターのオン/オフ、シャットダウン時のUSB給電の設定変更なども行なえる

パワーセッティングでは、パフォーマンスのモードが変更できる

パフォーマンスのモードは、電源ボタン左のキーでもオン/オフができる

 インターフェースは左側面にUSB 2.0とマイク&ヘッドセット端子、右側面にSDカードリーダーに加え、USB 3.0 Type-A×2。背面にはMini DisplayPortとHDMI、USB 3.1 Type-C、ギガビットLANを備える。ただし、USB Type-Cは残念ながら画面出力には非対応になっている。

左側面

右側面

背面

 ハイエンドなゲーミングノートPCのようにUSB4などを備えていないが、数はそれなりに多いので、USB周辺機器やヘッドセットなどを接続するのに困ることはないだろう。また、最近はカードリーダーがマイクロの場合も多いので、SDカードを使うカメラを使っているユーザーにも地味にうれしい。

 ウェブカメラは、100万画素と標準的。カメラ搭載部分はやや上に飛び出ていて、この部分が画面を閉じている際に指に引っかかり、画面が開き易くなっている。ストレージやUSBポートの速度など、ややコストカットを感じる部分もあるが、こうしたちょっとした工夫でユーザビリティーを高めている点は、素直に好感が持てる。

画面上部中央はやや盛り上がっていて、指の掛かりが良く画面が開き易くなっている

 ACアダプターは、一部のハイエンドゲーミングノートPCほどではないが、やや大きめ。筐体も大きいため、基本は外への持ち運びというよりは、宅内で使う画面の大きいデスクトップPCの代わりだが、片づけられるPCといった感じだ。

 14型まで入るバックパックには、ちょっと厳しいサイズ感だが、15.6型が入るバックパックなら入れられるといったところ。ただし、公称8時間とはいえ、負荷のかかるPCゲームをプレイすると、プレイ時間は短くなると思われるので、過信は禁物だ。

ACアダプターはやや大きめ

 ACアダプターと一緒なら2.5kg以上の重量を背負うことになるので、長時間持ち運ぶのには向かない。持ち運びも想定した高価な高性能機ではなく、コスパを抑えながら宅内で可能な限り快適にPCゲームを遊べるように考えられた製品、といったところだ。

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