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ヘルメットカムは中年ぼっちライダーの必需品「B+COM PLAY」

2023年12月29日 11時00分更新

「B+COM PLAY」●サイン・ハウス ●実売価格 1万3000円前後

スマホナビが見えない
音声案内は老眼を助く

 1年前、25年ぶりにバイクを買った。この間、ツーリングを快適にするためにさまざまなカスタムを施してきたが、USB電源、ドラレコ、ETCなど25年前との違いに驚くばかりだ。なかでも大きく変わったのがスマホナビ。25年前はタンクバッグにマップを挟み、信号で停まるたびに道を確認したり、道端に停車してページめくったりしたものだ。それが自動で目的地まで案内してくれるのだから、便利になったものだ。

 ただ、ここで中年ライダーならではの不具合が出てくる。スマホの画面が見えないのである。明るい陽光の下、少しスモークが入ったシールド越しに、老眼では小さな画面は見えにくいのだ。

 そこで導入したのがヘルメットカム。Bluetoothでスマホと接続すればナビの音声案内が耳元のスピーカーから流れてくるので、走行中に小さな画面をチラチラ見る必要がなくなり、運転の安全性も向上した。マイクもついているので、スマホのアシスタント機能を使って走行中に音声で指示することもできて便利。基本的にソロで気ままに走るのが好きなので他人との通話機能は不要と思い、シンプルなモデルを選んだ。操作が簡単で使いやすい。これでどこへでもツーリングに行ける。

ナビは便利だがバイクは難あり! 明るい太陽光の下でのバイク走行中、スマホの画面はとても見づらいし、何より危険。グローブをした指では細かな操作もできない

シンプルで操作しやすい! シンプル機能&操作。大きな3つのボタンを搭載、上下のボタンでボリューム、中心の丸いボタンを2回押すと音声アシスタント起動など

ヘルメットへの取り付けは簡単! 両方のイヤーパッドにスピーカー、チンガードにマイクをつける。設置はとても簡単で20分程度で完了。本体はマジックテープで装着する

いずれツーリング仲間ができるかもしれない。その時には6人同時通話+ナビ音声が使える上位モデル「SB6XR」を買い足そう

この記事は『週刊アスキー』1438号(2023年5月9日発行)に掲載されたものです。製品情報や発売日、価格などは変更されている場合がありますので、ご了承ください。

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