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Type Rじゃなくてもやっぱりシビックは楽しい! Honda シビック長期レビュー

シビック

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、2022-2023の日本カー・オブ・ザ・イヤー「パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したHonda「シビック」についてレポートします。実際に1週間ほど試乗したので、良かったところ&愛車に迎え入れる前にココは抑えておいた方が良いポイントなどをまとめました。

 購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください!

Honda「シビック」はこんな車

 英語で「市民の」を意味するシビックは、コンパクト&広い車内という実用性の高さから、大衆車として人気を博したクルマです。スポーティーな走りが楽しめる「タイプR」、燃費がよく経済的な「e:HEV(ハイブリッド)」、全グレードの中で車両価格が1番抑えられた「EX、LX(ガソリン)」がラインアップされ、自分にあったものを選択できるのもうれしいポイント!幅広い年齢層から人気のクルマです。なお、今回の試乗車はe:HEVになります。

Honda「シビック」の主なスペック
サイズ 全長4550×全幅1800×全高1415mm
ホイールベース 2735mm
車重 1330~1460kg
エンジン 1500cc 水冷直列4気筒
最高出力 141-182PS(104-134kW)/6000rpm
最大トルク 182-240N・m(18.6-24.5kgf・m)/1700-4500rpm
価格 324万円~398万900円

 それでは、細かくチェックしていきましょう!

シビックの魅力 その1
スッキリした外装デザイン

シビック

 シンプル&水平基調で、スッキリしているのが◎。そして、矢田部的萌えポイントは、このデザインを崩さずにキリッと吊ったライトの形。威嚇系ではなく、絶妙な吊り具合がGoodなんです。

シビック

グリルをよく見ると、蜂の巣のような模様になっていて可愛いです

シビック

 フロントもそうでしたが、サイドからの方が水平基調なデザインが目立ちます。ガチガチのスポーツカーっぽさがなく、かといって乗用車感もない……独特な雰囲気を持っています。

シビック

ダックテールほどプリッとせずに微妙に上がっているライン

シビック

リアウィンドウの角が丸いところもGood

シビック

フロント&サイド同様に、リアのライトが水平で真っ直ぐなので、デザインがくどくならず独創的でかっこいい!

シビックの魅力 その2
スポーティーな内装デザイン

シビック

 外装同様に、内装デザインも水平基調。ごちゃごちゃしていないので、スッキリしているので、視界的にも◎。蜂の巣のようなデザインが目立つエアコン通気口は、グリルデザインとリンクしていてかっこいいです。

シビック

シートはステッチが赤になっていて、黒と赤の組み合わせがスポーツカーっぽい!

シビック

ちなみに、ドア内側のハンドル横部分も赤く光るんです

シビックの魅力 その3
インターフェースの使い勝手

シビック

 ボタンの配置が水平で並んでいるので、とても押しやすかったです。また、ダイヤル式になっていること&それぞれのボタンの距離が離れているので、押し間違えもありませんでした。

 ホンダ車に乗ったら毎回言っているのですが、ハザードボタンの位置と大きさがやっぱり良い! ちなみに、ほかのボタンの大きさ&位置も抜群です。

シビック

シフトレバーもボタンになっているのですが、押し間違えないのないこの配列がいいですね

シビック

センターコンソール部分にはQi充電対応のスペースとUSBポート、12Vのシガーソケットがついています

シビック

ペットボトルも2本置くことができます

シビック

アームレスト下の深めの収納スペースには、小物を入れられる小皿があります。私は鍵や目薬をしまっていました

シビック

後席ドア内側にはドリンクホルダー、助手席シート後ろにはポケットがあります

シビックの魅力 その4
後席も広々の居住性と積載量

シビック

シートは電動になっていて微調整が効くので、自分にピッタリのドライビングポジションを選ぶことができます。ハンドルも、チルト&テレスコをすることができます

シビック

前席は座面を1番下げた状態で、ヘッドクリアランスは拳4.2個分くらい。1番上にすると、拳2.2個分くらいあります

シビック

 後席シートは前後スライド&リクライニちングはしませんが、背もたれの角度やシートの座り心地がとても良いです。後席のヘッドクリアランスは拳2個分くらいスペースがあます。足元は運転席を1番前にした状態で、膝からシートまでの距離が拳5個分くらい、1番後ろまで倒した状態では、膝からシートまでの距離は拳2個分くらいでした。

シビック

リア部分がしりすぼみになったデザインとは裏腹に、荷室はかなり広い!

シビック

後席を倒すとさらに広くなり、縦に寝られるくらいの広さになります。ワンチャン、ここに布団を敷けば車中泊をすることができそう……

シビック

ただ、荷物を積むところには大きめの段差があるので、そこが少し気になりました

シビック

 リアウィンドウが大きいがゆえに、荷物が丸見えになって生活感が溢れてしまうのでは……と思っていましたが、リアウインドウにカバーが付いているので、外からは見えませんでした。

シビック

さらに、トノカバーで荷物を隠すことができます

シビックの魅力 その5
シビックの名に恥じない走行性能

シビック

 ホンダのe:HEVをざっくりと説明すると、「ガソリンエンジンとモーターのいいとこ取り」というイメージが分かりやすいかも! 中低速域はモーター、高速域はエンジンと、それぞれが得意な領域で力を発揮し、トータルで燃費を良くしていくわけです。

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 そんなシビックの走り味は、加速がかなりスムーズ。そのため、首都高の合流もストレスフリーで◎でした。というより、加速が良すぎて、アクセルを踏みすぎないように注意するくらいです。凹凸を超えてもストンと衝撃を吸収してくれるので、長時間の運転も疲れません。

★★★

 今回はHonda「シビック」の長期レビューをしました! この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧ください。

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筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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