刃はスライドしてネジ止めするだけ!
使い方は大きめのカッターナイフと同じ。ネジを緩めて刃をスライドして出し、ネジを締めて固定すればOKです。固定が緩いと刃が動いてしまうので、しっかり締めておきましょう。
刃は2種類が1つの本体に収納されている状態なので、もう一方の刃を出せば2種類の使い分けが可能。ちなみに、刃の向きは上下逆になるよう装着されているので、本体ごと裏返して使うことになります。
これ、上から見ると常に左側の刃で切ることになるんですよね。右手で持った時に刃が見やすい位置に来るのと、どちらの刃でも同じ感覚で使えるようにという配慮でしょうか。
ただし、左手で持つと刃が遠くなるので、左利きの人だと少し使いにくいかもしれません。
片方の刃を裏返して装着すれば一応解決できるのですが、固定具の装着位置が刃の中心ではなくなるため、少しずれます。試した限りは固定できてるようでしたが、どこかに無理な力がかかっている可能性もあるので、試す場合は注意してください。
刃が裏返せるという点で気づいた人もいるかと思いますが、この刃は交換可能。底面のストッパーを外し、ネジを緩めて抜き取ることで交換できます。このあたりの使い方は、カッターナイフと同じです。
替え刃は標準の「木・プラスチック用」(CSB-1)、「一般金属用」(CSB-2)以外に、「引き廻し用」(CSB-3)の3種類が用意されています。曲線で切り抜きたい、といった時は、この引き廻し用を選ぶといいでしょう。
なお、替え刃はすべて実売で400円以下。意外と安いので、切れ味が悪くなった時でも気軽に交換できます。
ちなみに刃は全長約150mm。ただし、実際に切ることができる目のある部分は100mmもないので、結構せわしなくノコギリを前後することになります。
(次ページ:木材、プラスチック、金属棒を切ってみた)
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