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スイッチがちゃんとオン/オフできる

コタツ感覚で操作するUSB延長ケーブルがとても気に入った

2023年12月07日 18時00分更新

ホットアイマスクと扇風機に接続、通信速度も実測してみた

 さて一般的に、スイッチ付きのUSB延長ケーブルは、卓上扇風機、デスクライトなどのスイッチ代わりに使われることが多いですね。また電源スイッチが存在しない「Raspberry Pi」でもよく利用されています。シンプルな見た目がいい人は「Raspberry Pi」用、派手目がお好きな方は「スイッチ付きUSB延長ケーブル」を選択しましょう。

今回の「スイッチ付きUSB延長ケーブル」の赤色ケーブルは、黒いデバイス群のなかでよいアクセントになりますね

左はサンコーの「USBクリアホットアイマスク」、右はダイソーの「ハンディ扇風機」。「USBクリアホットアイマスク」は本体に電源スイッチがないのですが、スイッチで通電をオン/オフすればケーブルの抜き差しは不要です。「ハンディ扇風機」はスイッチが付いているので「スイッチ付きUSB延長ケーブル」を使う必要はないのですが、延長ケーブルとしては役立ちますよ

 今回の「スイッチ付きUSB延長ケーブル」はUSB 3.0準拠ということで、最大480MbpsのUSB 2.0の約10倍に相当する5Gbpsのデータ通信速度を備えています。というわけでモバイルストレージの接続用にも向いていますね。

モバイルストレージやケーブルを抜き差ししなくても、オン/オフが可能。ただしデータ通信している途中にスイッチをオフにすると、データが失われる可能性があるので扱いには注意が必要です

 ちなみに今回、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.4」で読み書き速度を計測したところ、USB 3.2 Gen2対応モバイルストレージ「SSD-PHU3-A」(10Gbps)をノートPCに直接接続した時にはシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)が1066.048MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)が1042.242MB/s、「スイッチ付きUSB延長ケーブル」経由で接続した際にはシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)が459.102MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)が466.209MB/sとなりました。

 「スイッチ付きUSB延長ケーブル」経由でも一定のデータ通信速度を発揮しますが、大容量データを読み書きする際には、パソコンの高速インターフェースに直接接続したほうがいいですね。

モバイルストレージはUSB 3.2 Gen2対応「SSD-PHU3-A」を使用しました

USB 3.2 Gen2対応「SSD-PHU3-A」をノートPCの対応端子に直接接続した際のデータ通信速度(理論値)は最大10Gbpsです

左がノートPCに直接接続した時、右が「スイッチ付きUSB延長ケーブル」経由で接続した際のベンチマークスコアです

ノートPCに直接接続した時と比較すると、「スイッチ付きUSB延長ケーブル」経由で接続した際には、シーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は約43%相当、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は約48%相当に低下します

 (次ページ:ウェブカメラのプライバシースイッチ代わりに使っても便利&安心)

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