京セラドキュメントソリューションズジャパンは12月5日、字幕表示システム「Cotopat(コトパット)」に携帯可能なタブレットモデル「Cotopat Mobile」を加えてラインアップを拡充し販売を開始した。
Cotopatは8月より販売を開始したシステムで、話した言葉をリアルタイムに認識して文字・図解・動画をスクリーンに表示することで会話の聞き取りづらさを解消し、コミュニケーションを円滑にする。今回のラインアップ拡充にともない、透明なアクリル版に表示スクリーンを貼り付けて字幕を投影する従来モデルを「Cotopat Screen」に名称変更する。
Cotopat Mobileは、アクリル板が設置できない小さな受付や訪問、屋外での案内など、移動をともなう場面での利用を想定したモデル。
字幕表示用のタブレットには、耐久性・機能性・信頼性に優れた10.1型の京セラ製タブレット「KC-T304C」を採用。落下や加圧に強く、防水・防塵仕様も備えており、多様な場面で安心して利用できる。タブレットにマイクとテンキーを接続することでスペースの限られた受付でも活用できるほか、同梱のハンドベルト・ショルダーベルトを保護ケースに取り付けることで肩や首にかけた状態で利用でき、観光地などの屋外での案内にも対応。
字幕表示アプリケーション、タブレット、タブレットスタンド、USBハブ、テンキースイッチ、マイク、アクセサリー3点セット(保護ケース、ショルダーベルト、ハンドベルト)で提供され、価格はオープンプライス。Wi-Fiモデルは12月5日より提供開始。SIMモデルは2024年1月発売予定。
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