スマホの写真や動画をNASに保管して容量不足を解消
ついつい撮影してしまいスマホのストレージを徐々に圧迫していく写真と動画のデータだが、QNAP NASのモバイル向けアプリを使えばあっさりと解決できる。導入も、スマホやタブレットにQNAPモバイルアプリの「Qfile Pro」を、App StoreやGoogle Playから導入するだけと簡単だ。
モバイルデバイスからNASのファイルにアクセスするためのアプリとなる「Qfile Pro」。NAS上の共有フォルダー内の写真やドキュメントなどが見られるだけでなく、スマホ内の写真や動画を、自動でNAS上の指定共有フォルダーにアップロードする機能も備える。この「自動アップロード設定」を使えば、スマホが自宅のWi-Fiに接続されると、その日撮影したデータが自動でアップロードされるわけだ。
使い方も簡単で、「Qfile Pro」を起動して共有フォルダーの作成など、セットアップが済んだNASに接続。スマホなどの写真・動画フォルダーへのアクセスを許可して、アプリ下部「転送」タブから、「自動アップロード設定」をタップして、設定すれば大丈夫だ。
保存先の共有フォルダーから、アップロードのルール、充電時のみの転送、ファイル名重複時の名前変更など、細かく設定できるのもポイント。今回使っているiPhone(iOS 17)では、Live Photoのアップロードを写真のみにするか、写真をiPhoneデフォルトのHEIF(HEIC)形式のままか、JPEG形式に変換するかなども設定できるようになっている。映像形態や画質ともに不満のない状態で、NASに保存できるので安心と言える。
AI搭載の写真管理アプリ「QuMagie」を組み合わせる
QNAP NASと「Qfile Pro」を活用することで、ストレージ容量不足を解消するとともに、iCloud+、Google Oneも無料プランの容量で大丈夫になるだろう。そして忘れてならないのが、アップロードされた写真・動画の管理だ。そこでおすすめしたいのが、AI画像認識で、人物、物、場所による自動分類してくれる「QuMagie」だ。
外出先から自宅のQNAP NASにリモートアクセスできるようにする「myQNAPcloud」とともに活用すれば、出先のちょっとした合間に、愛息、愛娘や、かわいいペットなどを知人に思う存分、自慢することもできる。
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