スマートタグをオシャレにするアクセサリー
サムスンから発売になった「Galaxy SmartTag2」はアップルの「AirTag」のような、位置追跡ができるスマートタグです。サムスンは過去にはそのAirTagが発売になったあと、2021年1月に初代モデルとして「Galaxy SmartTag」を発売していました。しかし日本では発売されず、また海外でもあまり普及したとは言えません。UWBの有無で2モデルあったこと、単体ではカバンにぶらさげにくいことなどが理由だったのかもしれません。
新しくなったGalaxy SmartTag2は大きなリング状の穴があいたデザインとなり、簡単にぶら下げることが可能になりました。またNFCを搭載することで、Galaxy SmartTag2に直接スマートフォンをタッチすると内部に保存された連絡先やメッセージを読むことができます。紛失時にも自分への連絡を受けやすくなるでしょう。
AirTagには様々なケースが販売されていますが、Galaxy SmartTag2も純正でいくつかのケースが登場しています。日本ではスポーティーかつアクティブ風デザインの「Galaxy SmartTag2 Rugged Case」が販売されていますが、海外ではほかにも数種類が販売中です。特に韓国ではペットに取り付けるトラッカー向けケースなど、ちょっと変わったものも販売されています。
まずはオーソドックスなシリコン系素材のケース。Galaxy SmartTag2を買ったら、とりあえずコレを装着しておけば間違いないでしょう。色は全5色、リングもついているのでキーホルダーなどにもつけやすくなります。
とはいえ純正品は2万2000ウォン(約2500円)と価格はそれなりにします。ちなみに、筆者は中国ECサイトからサードパーティー品を購入して使っています。品質はそれなりですが価格は200円前後と格安でした。とりあえず何でもいいのでGalaxy SmartTag2を傷から守りたい、という人にはこの手のものでもいいのかも。日本でもAmazon.co.jpなどで低価格品が入手できます。
革製品や人気キャラとのコラボモデルも登場!
ソウルのサムスンストアで気になったのがSTRAP STUDIOというブランドのレザーキーリングケース。革仕上げでGalaxy SmartTag2をアクセサリーのように見せながらぶら下げておくことができます。旅行バッグなどにつけるならこんなケースもいいかも。
カラバリは黒、茶、紫、オレンジ、黄、水色の6色。自分のカバンの色に合わせて選べそうです。価格は3万3000ウォン(約3800円)でした。
Galaxy SmartTag2のリング部分を使ってストラップでぶら下げる、というアイディアが面白い「SmartTag2 Holder」は、韓国で今人気のパンダの赤ちゃん、Fubaoのキャラクターを使ったものが展示されていました。どうやら単体販売はなく、キャンペーンなどでもらえるようですが、キャラクターと提携したこのタイプのカバーは今後種類が増えそうです。
自転車用のプロテクティブケースは高級自転車などに装着するのに良さそうです。価格は1万5400ウォン(約1800円)。
ケースを開いて中にGalaxy SmartTag2を収納し、付属のネジを使って自転車のフレームにネジ止めして使います。ドリンクホルダーなど別のアタッチメントも取り付けられるようで、ネジ2本の間の間隔は共通規格になっているのかも。装着方法によっては自転車以外にも取り付けられるかもしれません。
そしてこちらがペット用のトラッカーとして使うペットストラップ。3万3000ウォン(約3800円)で販売されていました。
装着例として、このような展示もされていました。せっかくだからぬいぐるみを使って展示したほうが「買ってみようかな」と思う人が増えそうです。
AirTagにもペット用のアタッチメントは多くの製品が販売されています。サムスンとしてもGalaxy SmartTag2をより多くの用途に使ってほしいでしょうから、こうして純正品を出してきたのでしょう。こちらのケースは日本でも出てほしいですね。
「スマホ好き」を名乗るなら絶対に読むべき
山根博士の新連載がASCII倶楽部で好評連載中!
長年、自らの足で携帯業界を取材しつづけている山根博士が、栄枯盛衰を解説。アスキーの連載「山根博士の海外モバイル通信」が世界のモバイルの「いま」と「未来」に関するものならば、ASCII倶楽部の「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」は、モバイルの「過去」を知るための新連載!
「アップルも最初は試行錯誤していた」「ノキアはなぜ、モバイルの王者の座を降りたのか」──熟練のガジェットマニアならなつかしく、若いモバイラーなら逆に新鮮。「スマホ」を語る上で絶対に必要な業界の歴史を山根博士と振り返りましょう!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります