「目黒川みんなのイルミネーション2023」2024年1月8日まで開催中

「冬の桜」点灯中！目黒川の「地産地消」イルミネーション

2023年12月08日 12時00分更新

　目黒川みんなのイルミネーション実行委員会は2024年1月8日までの期間、「目黒川みんなのイルミネーション2023」を開催している。

　2010年の開始以降、地域の家庭や飲食店の協力により、大崎・五反田エリアの目黒川沿いに「冬の桜」を咲かせてきた本イルミネーションは、使い終わった食用油をアップサイクルしエネルギーとしている。

　「電力不足でも遠慮なく使えるエネルギーによってイルミネーション・イベントを実現し、エネルギーの多様性と地域循環型経済の取り組みについて、考えるきっかけを伝えることができたら」という想いから、「エネルギーの地産地消」を10年以上実施し、地域のサーキュラーエコノミーを実現してきたという。

　この取り組みをより多くの人に知ってもらう場所を作るべく、今年は初の試みとして、品川区立五反田ふれあい水辺広場に「みんなのアップサイクルスポット」を初日限定で設置。家庭で使い終わった食用油を、地域住民が自らの手で持ち込める回収拠点を作ることによって、地域の人とのつながりを強化し、「自分ごと」として考えるきっかけを作り、取り組みへの理解が深まること目指すという。