オプテージが展開するMVNOのモバイルサービス「mineo」は、12月1日からの新キャンペーン「カケホ割!」を発表。音声かけ放題オプションを追加すると、4ヵ月間、月550円割り引く(1月31日まで)。また、12月15日からは、ケータイ型スマートフォン「Mode1 RetroⅡ」の取り扱いを開始する。
ソフトバンク3G停波に合わせて、
ケータイユーザー向けキャンペーンや端末販売を開始
今回のキャンペーンの狙いはソフトバンクの3G停波。ソフトバンクは来年1月末に3Gの停波を予定しているが、昔ながらのケータイを音声(+メール)で利用するユーザーに対して、選択肢の1つになろうとしているわけだ。
mineoでは、通信速度が最大32kbpsながら、月250円で利用できる「マイそくスーパーライト」が用意されている。通話定額オプションも、1回10分まで定額の「10分かけ放題」(月550円)、時間制限がない「無制限かけ放題」(月1210円)と比較的安価。今回のキャンペーンを組み合わせると、「基本料+1回10分までかけ放題」が、最初の4ヵ月は250円、それを過ぎても800円で利用できる。
Mode1 RetroⅡは、スタイル的には折りたたみケータイながら、OSにAndroid、またタッチパネルを搭載するなど、Android用の各種アプリを利用できるという製品。mineoでの取扱価格は2万6664円。24回払い(1111円×24回)、36回払い(869円+737円×35回)も可能で、特に36回払い時は「基本料+1回10分までかけ放題+端末代金」を組み合わせても月1500円強であるとしている。
なお、今回の「カケホ割!」は、新規ユーザーだけでなく、既存ユーザーも利用できる(過去に同種のキャンペーンを適用している場合は適用外)。
ガラケー時代の動画を高画質化するイベントを開催
また、オプテージはケータイユーザー向けのイベント「思い出ムービー・アップデート」を12月に開催する。
これは既存の3Gケータイが使えなくなる時代に向けて、ケータイの中に含まれる、昔に撮影した低解像度の動画を最新のAI技術を使って蘇らせようというものだ。
用いる技術は博報堂DYグループが開発した「H-AI UpRes」。12月21~23日の期間、mineoが運営する実験型未来共創スペース「マイラボ渋谷」でデータを抽出。高解像度化したデータが1月12~13日の期間にユーザーに渡される。なお、マイラボ渋谷では昔の渋谷の様子を4Kにアップスケールした映像が体験出来る予定。詳しくは「マイラボ渋谷」のサイト(https://mylab-shibuya.jp/)で。
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