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4K8K放送開始5周年、さらなる普及に向けたキャンペーンを実施 新たな宣伝キャラクターも誕生

2023年11月30日 18時30分更新

左からMr.マリックさん、ヨンハチさん、藤あや子さん

 4K8K衛星放送が12月1日で放送開始5年を迎える。放送サービス高度化推進協会(A-PAB)はこれを記念し、さらなる4K8K放送の普及を進めるべく、NHKと民法5局合同で、キャンペーン「スゴいぞ、4K・8K」を実施する。

 キャンペーンの一環として新たなキャラクター「ヨンハチさん」が誕生。11月29日の発表会で初めてお披露目された。家電量販店などで、ヨンハチさんのイラストが描かれたPOPやのぼりが並ぶ。

新キャラクターヨンハチさん

 スペシャルゲストとしてBS朝日4Kの番組「人生、歌がある」の藤あや子さん、「スーパー4Kマジック」のMr.マリックさんが登壇。

 藤あや子さんは「4K・8K放送が始まった当時は、歌手同士などと高解像度の映像のため映りを気にしていたこともあった」と話した。また、「従来の放送では衣装によっては色が変わって見えてしまうことがあったが、4K・8K放送では美しく映り、歌に入り込める」映像美について話した。

 Mr.マリックさんは、「“見えてはいけないところ”までが高精細・HDR映像により映ってしまい、半分のマジックが使えなくなってしまったが、時代に合わせてマジックを研究し作り直した」とエピソードを披露した。

ハンドパワーだけでシャンパンの栓を抜くマジックを生披露

 各放送局は4K・8K番組のラインアップを強化。世界遺産や旅番組など、映像美を活かせる番組で普及を促進する。各放送局の担当者が、番組の見どころなどをアピール。出演者からのメッセージとともに、紹介した。

 A-PAB理事長 相子宏之氏は「コンテンツが多様化するなかで、4K8K放送が存在価値を十分に発揮できていない。放送開始5周年を機に多くの人に良さを知ってもらい、対応機器を購入・視聴してもらいたい」と述べた。

A-PAB理事長 相子宏之氏

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