週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

Apple Books日本版が10周年。「10年間のベストブック」発表

2023年12月01日 12時00分更新

 アップルは12月1日、Apple Booksが2013年にiBookstoreとして日本でのサービス提供を開始してから10周年を迎えることを記念し、「10年間のベストブック」を発表した。

 Apple Booksでは毎年ベスト作品を選出しており、10周年を迎えた今年は、10年間のベスト作品としてブックとマンガのそれぞれ5作品を選出。現代社会のありようを鋭く捉えた小説や、壮大な歴史エンターテインメント、子どもから大人までが涙した感動のファンタジー、そしてヒットを超えて社会現象にまで発展し、日本中を沸かせたマンガシリーズなど、時を重ねた今も読み手の心をつかんでいる作品を紹介している。

10年間のベストブック:小説/文学
「コンビニ人間」村田沙耶香
2020年前後の現代社会を鋭い視点で描く芥川賞受賞作。

10年間のベストブック:歴史フィクション
「じんかん」今村翔吾
極悪の武将、松永久秀を巡るエンターテインメント。

10年間のベストブック:ファンタジー
「かがみの孤城」辻村深月
居場所を探す若者たちをミステリーと共に描く感動作。

10年間のベストブック:ミステリー
「屍人荘の殺人」今村昌弘
定番の密室トリックに意外な仕掛けを用意した衝撃作。

10年間のベストブック:ノンフィクション
「黒い海 船は突然、深海へ消えた」伊澤理江
海難史上最大の未解決事件の真相を巡る迫真の一作。

10年間のベストマンガ:アクション
「鬼滅の刃」吾峠呼世晴
アニメ化され、自粛中の日本で社会現象となった人気作。

10年間のベストマンガ:恋愛/ロマンス
「聲の形」大今良時
人との関係や他者への理解の難しさを鋭く描き出す。

10年間のベストマンガ:ヒューマンドラマ
「ルックバック」藤本タツキ
マンガ家の半生を回顧する、重厚な長編読み切り作。

10年間のベストマンガ:異世界
「転生したらスライムだった件」原作:伏瀬/漫画:川上泰樹/キャラクター原案:みっつばー
ゲーム性を駆使した本作がヒットし、一大ジャンルに発展した。

10年間のベストマンガ:コメディ
「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」泰三子
交番勤務の女性警察官を、ギャグとシリアスを交えて描く。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります