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こいつ、動くぞ!AM EXPOの巨大ロボット実演展示は大きな注目を集めた

2023年11月27日 09時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

 11月25日に東京ビックサイトで開催したアミューズメント エキスポ in 東京ビッグサイトでは、主催者イベントとして三精テクノロジーズの巨大ロボット実演展示が、多くの来場者の注目を集めていた。三精テクノロジーズは遊戯機械、舞台機構、昇降機、特殊機構のメーカー。

巨大ロボット実演展示ブース

 同社は昨年人型(ロボットモード)と車型(ビークルモード)に変形する乗用人型変形ロボット「SR-01」、4名が搭乗して歩行できる「SR-02」の開発を完了。今後ショーやイベント、アミューズメント施設向けの機体レンタルやセールス活動を進めていく予定としている。

 そんな、「SR-01」と「SR-02」の実演が会場では何度か行われて、多くの観客を集めていた。

SR-01ロボットモード

SR-01ビークルモード

可動部が多いので、中は結構メカメカしい感じっぽい

背面。最後尾にも4つの小さめのタイヤが付いているのが分かる

 SR-01はかつてJ-deite RIDEという名前で試作機が作られていたが、その進化系という形で開発された製品。会場ではそんなSR-01の歩行と、変形が実演された。

 同社の資料によると、サイズはロボットモードで4.1(W)×3.0(D)×3.7(H)m。ロボットモードでは毎時100mで歩行可能(2022年2月時点)という。一方で、ビークルモードでは2.0(W)×4.7(D)×1.6(H)mになる。本体重量は2300kgと2tを超える。全身の制御には、アスラテック株式会社のV-Sidoが採用されている。

 一方、SR-02はサイズが3.6(W)×2.0(D)×2.1(H)mで、歩行速度は毎分3.8~9.0m。本体重量は約2000kgとなっている。デザインしたのは、マクロスやガンダムのプラモデルシリーズのボックスアートなどを数多く手掛ける天神英貴氏が担当している。

SR-02

背面

SR-02には、表情を変えて手を振るロボットも搭乗していた

 実際にアミューズメント施設などで稼働し、搭乗できる未来が近く来ることに期待したい。

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