「Windowsバックアップ」でファイルと保存を
手軽にバックアップする
Windows 11には「Windowsバックアップ」というアプリが標準搭載されている。ファイルやアプリ、設定、Wi-Fi情報など様々なものを手軽にバックアップできるのが特徴だ。なお、ローカルアカウントや職場・学校アカウントでは利用できず、Microsoftアカウントが必要になる。
バックアップできるフォルダーはデスクトップやドキュメント、写真、ミュージック、ビデオなど。バックアップのオンオフは「設定」の「アカウント」→「Windowsバックアップ」から設定可能だ。「同期の設定を管理する」をクリックすると、フォルダーの選択が面が開くので、スイッチをオンオフする。例えば、動画は「GoPro」、音楽は「iTunes」で管理するので、Windows 11ではバックアップしなくていい、というのであればオフにしておくと容量の節約になる。
インストールされているアプリをバックアップするなら「アプリを記憶」をオンにする。設定も保存でき、個別に設定項目を選択するなら矢印マークをクリックし、チェックボックスをオンオフすればいい。
準備ができたら、「Windowsバックアップ」アプリを起動し、「バックアップ」をクリックすれば、バックアップ処理がスタートする。
Windows 11を再インストールする際、Microsoftアカウントに紐づけられたバックアップが表示され、選択することで手軽に復元できる。複数のPCでバックアップしている場合は、「その他のオプション」をクリックし、バックアップを選択できる。
インストールが完了し、マイクロソフトアカウントでログインすれば、重要な設定は復元されるので、すぐにWindows 11を使い始められるのが便利だ。
復元されたアプリにはピンが付いており、クリックするとダウンロードが始まる。ストアアプリでない場合は、ウェブに誘導されインストーラーをダウンロードできる。
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