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機材にこだわれば、映像の転送は17倍も高速に。Inter BEEサムスンブースレポ

2023年12月02日 11時00分更新

ミラーレスに接続したSSDに、直接映像を記録

 今月、千葉県の幕張メッセで「Inter Bee(国際放送機器展)」が開催された。本稿では、サムスンのブースの模様をレポートする。

LUMIX「DC-G9M2L」とサムスン「Portable SSD T7 Shield」の組み合わせ

 今回のサムスンブースの全体的なテーマは、「映像制作のワークフローを快適にするSamsung SSD」というもの。高速なリード/ライト、セキュリティー性能、堅牢性を備える同社のSSDを映像制作に取り入れることで、作業効率を高める試みを、実際の機材の組み合わせ例などを交えながら展示するというのがその内容。

Blackmagic「URSA Mini Pro 12K」とサムスン「Portable SSD T9」

 まず目についたのが、各社のミラーレス一眼などにサムスンのSSDをマウントして、直接データの読み書きをできるようにするというアイディアだ。

Blackmagic「Pocket Cinema Camera 4K」とサムスン「Portable SSD T7」

 大容量のSSDに直接保存することで、SDカードなどに保存するよりも容量あたりの単価を低くすることができるほか、撮影以降の作業に移行する際の転送も、使用したSSDのグレードに応じて高速化できるメリットがある。

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