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既存体験の維持と向上に貢献

『DQウォーク』の地図データがMapboxに移行完了!ツボの位置などに変化が

2023年11月21日 14時15分更新

 マップボックス・ジャパンは11月21日、スクウェア・エニックスとコロプラが共同開発した位置情報RPG『ドラゴンクエストウォーク』(以下、DQウォーク)のベースとなる地図データに、同社のデジタル地図開発プラットフォーム「Mapbox」の地図データやPOIを提供する移行作業が終了したと発表。

 今回の措置は、Googleの地図情報サービス「Google Maps Platform ゲームサービス」が2022年12月31日をもってサポート終了したことにより行われたもの。地図データを移行することによって、既存体験の維持と向上に貢献するという。

ゲーム画面。1枚目(左)がこれまでのGoogle Maps Platform ゲームサービスで、2枚目(右)が現在のMapboxによるもの

 地図データが切り替わったことにより、ゲーム内のツボ(回復スポット)の位置や、道の描画に変化が起こっている。

 今回の件で大きな変化は一旦落ち着くと思われるが、地図情報は今後も変化する可能性がある。その動きにはいちプレイヤーとして注目していきたい。

 なお、ASCII GAMESでは現在、本作のプレイ日記を毎週金曜日に掲載中。こちらもあわせてチェックしてほしい。

●レティスは無属性で攻める!うけながしの構えは不要?【『DQウォーク』プレイ日記#67】
https://ascii.jp/elem/000/004/169/4169774/

 以下、メーカー資料による参考情報。

 位置情報ゲームの背景には、膨大な地図データが活用されています。地図データは、道路の大きさや名称、歩行の是非、土地の用途や種別(建物・公園・河川)など、さまざまな情報でレイヤーを形成しています。

 

 レイヤーごとにフィルタリングして非表示にしたり、ゲーム情報の搭載や画面加工を行なうことで、ゲームの世界と現実世界をマッチさせたゲームを提供しています。

 

 また、ゲームの世界への没入感を高めるためには、ゲームイメージにあったカラーリングやフォントなどの地図表記のカスタマイズも必要不可欠です。

豊富なデータアセットで、オリジナリティあふれる地図制作を支援

 地図開発プラットフォーム「Mapbox」は、地図のカラーリングやフォントの種類、レイヤー数が多いことを特長としています。そのため、自由自在にデザインでき、また、細やかなフィルタリングでゲームを作り込むことが可能なため、ゲームの世界観に適した地図描画を実現します。

自由自在な地図描画で、ゲームの世界観と高度な没入感を表現

 また、情報の処理スピードが速く、歩行や移動にあわせ滑らかに表示されることから、プレイヤーのストレスを緩和させます。さらに、アイテム獲得スポットやチェックポイントの配置を、立ち入り禁止区域や歩行不能な道路などを判断し、適切な場所のみに設置できる「Playable Location」データも提供しています。

 

 これらの特長により、『ドラゴンクエストウォーク』をはじめ、さまざまな位置情報ゲームに採用されています。

安全な場所を定義するプレイアブルロケーションの提供

 マップボックス社は、今後も柔軟なカスタマイズ性や開発の簡便さという特長をもとに地図データを活用したゲーム開発に貢献していく考えです。

 

【ゲーム情報】

タイトル:ドラゴンクエストウォーク
ジャンル:位置情報RPG
プラットフォーム:iOS/Android
配信日:配信中(2019年9月12日)
価格:基本プレイ無料(アイテム課金型)

<制作スタッフ>
ゼネラルディレクター:堀井雄二氏
キャラクターデザイン:鳥山明氏
音楽:すぎやまこういち氏
開発:コロプラ
企画・制作:スクウェア・エニックス

※画面は開発中のものです。
※開催期間や内容は予告なく変更することがあります。
※詳細はゲーム内お知らせをご確認ください。
※『ドラゴンクエストウォーク』を遊ぶ際は、周囲の環境に十分気を付けてプレイしましょう。
※『ドラゴンクエストウォーク』は安全に遊んでいただくための機能「ウォークモード」を搭載しております。「ウォークモード」に 設定することでスマートフォンの画面を操作しなくても、周囲のモンスターと自動的にオートバトルが実行されます。また、モンスターとのバトル以外にも、近づいたかいふくスポットにも自動で触れるため、HPやMPの回復も自動的に行なわれます。

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