匿名でも誹謗中傷はアウト! 投稿者もバレてしまう
X(Twitter)アカウント「マカフィー・セキュリティ情報局」の2023年11月分アンケートから「ネットリテラシー」についてピックアップしました。
【考えよう】
情報取得に便利なSNSですが、#ネットリテラシーを身につけることが大切です。
そこでアンケート!
もし友人が「アカウント名や投稿文は匿名で顔写真もなければ、何を書いても問題ないと思う」と発言していたら、あなたはどう思う?
選んだ理由をぜひリプライで教えてください!
①いいと思う →4.7%
②やめた方がよいと思う →95.3%
【💡考えよう】
— マカフィー・セキュリティ情報局 (@McAfee_JP_Sec) November 2, 2023
情報取得に便利なSNSですが、 #ネットリテラシー を身につけることが大切です。
そこでアンケート!
もし友人が「アカウント名や投稿文は匿名で顔写真もなければ、何を書いても問題ないと思う」と発言していたら、あなたはどう思う?
選んだ理由をぜひリプライで教えてください!
たくさんのご回答、ありがとうございました!
みなさんの家族や友人の安全を守るためのセキュリティ知識をお伝えするせきゅラボとしては、「やめた方がよいと思う」が圧倒的だったことにホッとしています。
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最近、スキャンダルや事件事故の当事者などに対して、批判を超えた罵倒・脅迫をSNS越しに投げ付ける行為が問題となっています。心ない罵倒に晒され続けて命を絶つ事例も見受けられます。
こうした行為は、匿名であれば“やったもの勝ち”になるわけではありません。あなたとSNSアカウントのつながりを調べる方法は存在するのです。
いわゆるプロバイダ責任制限法による発信者情報開示請求がその代表的な方法です。投稿者のプロフィールと本人の情報がまったく無関係でも、裁判所の手続きを経れば投稿者の身元照会が可能になります。結果、名誉棄損の訴えを起こされた末に賠償責任を負うことも考えられます。
「ネチケット」って覚えてますか?
プロバイダ責任制限法は2001年に成立した法律で、当時はSNSどころかブログすらなく、匿名掲示板華やかなりし時代でした。40代以上の方々は「ネチケット」という言葉と共によく覚えていらっしゃるかと思います。
現在ではすっかり聞かなくなった言葉ですが、「ネット利用の際にも心がけるべきエチケットがあるのだ」という、言われてみれば当たり前のことがわざわざ造語として作られるぐらい、かつてネットは無法地帯だったのです。
“いい歳をした大人”であれば、何でもありの匿名空間から投げ付けられる誹謗中傷へのカウンターとして法律が整備されていった流れをご存じのはずです。一方、“近頃の若者”も義務教育で基本的な情報モラルを学んでいます。つまり、よほどの高齢者以外はひと通りのネチケットをすでに知っているわけですから、今回のアンケートは妥当な結果だったと言えるでしょう。
◆
今後もマカフィー・セキュリティ情報局発のアンケートを見かけましたら、ぜひともご回答くださいませ!
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