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探索型アクションの入門にもってこい!『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』プレイレポ

2023年11月21日 13時00分更新

 「ラブライブ!」シリーズと探索型2Dアクション――。一見すると結びつかなそうなモノがくっついたのが本作『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』だ。発売前にインティ・クリエイツに試遊用のコードを頂けたので、さっそくレビューしてみた。

 2023年7月にTVアニメ「幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-」(幻ヨハ)が放送された。このアニメは「ラブライブ!サンシャイン‼」のキャラクターたちが別世界で活躍する公式スピンオフ作品になっている。

 本作は、その“幻ヨハ”の世界を舞台で繰り広げられるアクションゲーム。魔法や妖精などが存在するファンタジックな要素があふれる世界は、探索型アクション(いわゆるメトロイドヴァニアってヤツ)とベストマッチなのでは! と思うくらいに、触ってみたら相性バッチリだ。

 港町ヌマヅの近海に突如出現した海底ダンジョン。プレイヤーは主人公のヨハネとなって、相棒の狼獣・ライラプスと共にモンスターが蠢く迷宮を探索し、行方不明となった仲間たちを見つけ出して謎を解いていく。

アニメとは異なる物語が描かれる。セリフの読み上げやキャラクターアクションのボイスはアニメと同じ声優が担当している

 初期状態でのヨハネができるアクションは、ジャンプ+ライラプスを呼び出しての攻撃と実にオーソドックス。真横から見たドット絵キャラクターによる2Dアクションということもあって、非常にとっつきやすいものだ。

初期状態での攻撃はライラプス頼り。前方と上空にある攻撃判定をうまく使おう

 複数ブロック/エリアからなるダンジョンには、敵モンスターたちがうろついている。敵は種類ごとに決まった行動パターンがあるので、それさえわかれば倒すのはカンタン。ここもまたとっつきやすいポイントだ。入るたびに地形や敵がランダムに変化するランダムエリアもあり、アクセントになっている。

ブロックごとにダンジョンの様子はガラリと変化。危険なギミックが待ち受ける。

入り組んだダンジョン内部。一度言った場所はマッピングされるので迷いにくいのはありがたい

 HPがなくなってもスタート地点に戻されるだけで、特にペナルティはナシ。HPとDP(ダークポイント:武器攻撃や仲間の呼び出しに必要)の回復ができるセーブポイントはあちこちに用意されているし、一度訪れたセーブポイントにはいつでもワープ可能。ボス戦の途中でさえ仕切り直しが可能なので、手軽に繰り返し挑戦できる。

アイテム“楽譜”を持っていればHPが尽きて倒れても一度だけHP全快で復活。テーマソング「Deep Blue」が流れている間は、すべての攻撃がクリティカルに!

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