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JR東日本、自動改札機を利用できる1日フリーパス

2023年11月17日 17時45分更新

トライアルの概要(フリーパスの利用方法)

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は11月17日、モバイルSuicaを自動改札機にタッチすることで利用できる電子チケット(フリーパス)のトライアルを12月より開始することを発表した。

 従来の電子チケットは自動改札機を利用できず、改札にて係員が利用者のスマホ画面を確認する必要があったが、本チケットはフリーエリア内だけでなく、首都圏のSuica・PASMOエリアであれば、どの駅からでも利用できる。

 MaaSプラットフォーム「Tabi-CONNECT」のマイページでモバイルSuicaのSuicaID番号を登録し、対象のフリーパスを購入。登録したモバイルSuicaを自動改札機等にタッチして利用する。

 降りる駅の自動改札機等を利用する際に、モバイルSuicaの残高からいったん運賃を支払う必要がある。モバイルSuicaの残高で支払ったフリーエリア内の利用分は、利用日の翌月末にチャージで返金(キャッシュバック)する。Suicaを利用できない駅を利用する場合は、スマホのフリーパス券面を係員に提示して出場する。

 電子チケットは、「伊東・伊豆高原デジタルフリーきっぷ」「ときわ路パス(デジタル)」の2種類をラインアップ。いずれも有効期間は1日(発売当日のみ)。

 伊東・伊豆高原デジタルフリーきっぷは、12月1日~2024年1月31日に販売。価格は大人1000円(こどもの設定なし)。伊豆急行線の伊東~伊豆高原間がフリーエリアとなる。

 ときわ路パス(デジタル)は、12月2日~12月24日の土休日、2024年2月10日~3月31日の土休日に販売。価格は大人2180円(こどもの設定なし)。JR常磐線の取手~大津港間、JR水戸線の小田林~友部間、JR水郡線の水戸~常陸太田/下野宮間、JR鹿島線の潮来~鹿島サッカースタジアム間、関東鉄道常総線・竜ヶ崎線、鹿島臨海鉄道線、ひたちなか海浜鉄道線、真岡鐵道線がフリーエリアとなる。

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