動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。
そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。
秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。
ベテラン揃いのPCワンズを訪問
8月に続いて、京都・大阪に行ってきたので、大阪日本橋にある老舗パーツショップのPCワンズを訪れて、自作レシピを提案してもらった。お店が老舗というだけなく、多くのスタッフが古くから自作をたしなんでおり、さまざま用途の構成を安心して相談できる。同店のスタッフ西野彰展さんが考えてくれたのが「嫁さんに内緒で仕事用PCをゲーミングPCに入れ替えちゃおう!」をコンセプトにしたマシンだ。
前回の大阪編でお届けした「リビングに溶け込む小型高性能ゲーミングPC」と同じくスリム型のPCケースを組み合わせているが、見た目はコンセプト通りにビジネスPCデザイン。Core i5やGeForce RTX 4060を組み合わせて、価格はOS込みで17万円台になっている。
古めかしいデザインのPCケースで嫁の目をごまかそう
西野さんコンセプトで最も大事な「ゲーミングPCと思わせない」点の要になるPCケースには、サイズのスリム型PCケース「OTTER」を組み合わせている。まさにビジネス用PCというデザインで、今では珍しい5インチ光学ドライブベイも備えている。そんな見た目ながら、内部にはフルHDゲーミングを十分快適に楽しめるCore i5-13500や、GeForce RTX 4060、PCIe4.0対応の2TB NVMe SSD、32GBメモリーを搭載している。
見た目は仕事用のブック型ゲーミングPC | ||
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CPU | インテル「Core i5-13500」 (14コア/20スレッド、最大4.80GHz) |
3万8960円 |
マザーボード | ASUS「PRIME B660M-A D4」 (インテルB660、Micro ATX) |
1万6980円 |
メモリー | CFD「W4U3200CS-16G」pbr(16GB×2枚、DDR4-3200) | 7630円 |
ストレージ | ADATA「LEGEND 960 MAX ALEG-960M-2TCS」 (2TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
1万6480円 |
ビデオカード | GIGABYTE「GeForce RTX 4060 OC Low Profile 8G GV-N4060OC-8GL」 (GeForce RTX 4060、 8GB GDDR6) |
5万5800円 |
PCケース | サイズ「OTTER」(スリムタイプ) | 6980円 |
電源ユニット | 玄人志向「KRPW-SXP600W/90+」 (600W、80PLUS GOLD、SFX) |
1万3830円 |
OS | マイクロソフト「Windows 11 Home 64bit」DSP版 | 1万8100円 |
総額(税込) | 17万4760円 |
※価格は11月20日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。
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