AWS(Amazon Web Services)は11月13日(現地時間)、同社が提供する生成AIプラットフォーム「Amazon Bedrock」が、メタのLLM「Llama 2」に対応したと発表した。
Llama 2が使える初のクラウドサービス
Llama 2は、メタが7月18日に発表した大規模言語モデル。2兆トークン(およその単語数)で事前学習され、70億、130億、700億パラメーターの3種類が用意されている。今回利用できるようになるのは130億パラメーターのモデルとなる。
一方、9月28日にサービスが正式に開始されたAmazom Bedrockでは、すでにAI21 Labs、Anthropic、Cohere、Stability AI、Amazonが提供する高性能な生成AI基盤モデルが利用可能。Llama 2にとってもフルマネージドAPIを提供する最初のパブリッククラウドサービスとなる。
これにより、開発者はAmazon Bedrock APIを呼び出したり、AWS SDKやAWS Command Line Interface(AWS CLI)を使用することで、あらゆるプログラミング言語で書かれたアプリケーションにLlama 2を統合できるようになった。
Llama 2は、11月13日よりUS East(N. Virginia)とUS West(Oregon)の2つのAWSリージョンで利用可能。日本を含む他のリージョンでも準備が整い次第利用可能になる見通しだ。
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