Slackは11月8日、世界中の1万5000人を超えるデスクワーカーを対象として働き方の特徴をまとめた調査を発表した。
本調査は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、インド、日本、シンガポール、韓国、オーストラリアの9ヵ国のデスクワーカーのうち、コンピューター、タブレット、その他のモバイル機器を、仕事において少なくとも20%以上の時間使用している1万5000人以上を対象に実施された。
内容としては、コミュニケーション方法の好み、新しいテクノロジーに対する考え方など、働く人のペルソナについて調査と分析を実施。結果、働き方に対するアプローチを知るうえで参考となる、5つのペルソナに分類できることが判明した。
グローバルの調査結果では探偵型(30%)、出張戦士型(22%)、ネットワーカー型(22%)、問題解決型(16%)、表現者型(10%)という結果に。日本では、探偵型(32%)、出張戦士型(28%)、問題解決型(20%)、ネットワーカー型(15%)、表現者型(6%)の順で分類され、グローバルの調査の結果と比較して、探偵型、出張戦士型、問題解決型の割合が多く、ネットワーカー型と表現者型の割合が少ないことがわかった。
以下はペルソナごとの特徴となる。
・探偵型:情報を確実に把握している調査好きなタイプで、多くの知識を求め、自分で物事を解明することを好むペルソナ
・出張戦士型:場所や時間にとらわれない働き方を好み、社交的でリモートでも人脈を広げたいと思っているペルソナ
・ネットワーカー型:協調性が高く、コミュニケーションに積極的なタイプ。常にメモや記録を取り、それを広く共有することで、周囲の人が最新情報を把握できるようにするタイプ
・問題解決型:反復作業をできるだけ避けたいと考え、時間を節約することを重視し、効率化に役立つツールを好むペルソナ
・表現者型:堅苦しくないコミュニケーションを求めるタイプで、仕事でも絵文字やGIF画像など視覚的要素の使用を好むタイプ
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