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「焼肉タレおにぎり」など。待ってました!

ドンキの「偏愛めし」に歓喜!あんだくだくすぎる天津飯など

2023年11月09日 19時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

ドンキが偏愛に応えてくれます

 偏愛と言われたっていいじゃない、だって好きなんだもん。どなたにも食事の偏愛はあるでしょう。かくいう私ナベコも人にいえないような偏愛がいっぱい(笑)。さて、我らがドン・キホーテからそんな偏愛癖をくすぐるお弁当が登場しました。

 その名も、まさしく「偏愛めし」。11月1日よりスタートしたドン・キホーテの弁当・惣菜の新ブランドです。

 日本最大級の総合ディスカウントストアであるドン・キホーテ(通称ドンキ)では、雑貨や日用品のみならず、オリジナルの弁当・惣菜も扱っています。ですが、「あのドンキのお弁当なのに、あまり印象に残っていない……」そんな人も多いのではないでしょうか。

 それもそのはず。ドンキではこれまで、弁当・惣菜に関しては万人受けを狙った商品ばかりを投入していました。ところが“みんなにとって75点”を狙ったことがアダとなり、パッとしないものも多かったそうで、そこで「偏愛めし」では振り切って、“誰かにとっての120点”を目指せるような商品開発に舵をきったんだとか。

 思い切ったね、ドンキ。いいじゃあないの。

“あん”が足りなくなるのが許せない人のための「天津飯」

 「偏愛めし」の中でも気になる商品をいくつか買ってきました。

主張が激しい容器

 こちらは「あんだく溺れ天津飯」(430円)

限界ドギリギリまであんだく

 「“あん”が足りなくなるのが許せないから、容器の限界ドギリギリまで増やした」とのこと。

蓋をオープン!

 容器に書いているとおり、500wで約2分温めてみました。蓋を開けると、あんがこのように、容器ひたひたまで入っています。本体であるご飯や玉子が沈んで見えないほど。

ひたひたです

 味付け自体はシンプル。本場路線とかではないけれど、だしの味が濃く安心していただけます。嫌いな人はいないんじゃないかな。具にカニカマやきくらげが入っています。

シンプルながら間違いない味付け

 あんがたっぷりで食べ進めていっても残っているので、最後はごはんで絡めとってかっこむようにしていただきました。満足感ある!

 私の経験としては、天津飯を食べていて「あんが足りなくなる」とは感じたことなかったけど、とろみがあるあんが大好きなので、“あんだく”なのは願ったり。あんが好きな人に打ってつけの商品ではないでしょうか。

カニカマも入っています

 ちなみにボリュームは、ぎっしり大盛りという感じではなく普通かやや少なめ程度で、食べやすいサイズ感です。カロリーは531kcal。うん、おやつに食べても大丈夫な気がする。

焼肉のタレをドバドバ沁み込ませた「おにぎり」

ドバドバ

 勢いをつけてドンドン食べます。お次は、「焼肉のタレをドバドバ染み込ませた焼肉タレおにぎり(肉入り)」(160円)

 商品名そのままですね。「肉も米もすべてはタレの脇役 タレこそが主役!!」という主張らしいです。

タレが染み染み

 牛焼肉が申し訳程度に。内側には入っていないので、外側にのっているだけです。ひと口だけで、どこか懐かしい“焼肉のタレご飯”の味が広がります。

 子供の時に好んで買ってた安いスーパーの「焼肉おにぎり」が、お肉はかけら程度で、実際は焼肉のタレが主役だったことが思い出されました。大きな声では言えないど、焼肉のタレさえあればご飯のおかずになりますもんね。

 タレが染みてべちょべちょになった食感も、郷愁を感じられていいなと思ったのですが、気になるのは160円という価格。いっそお肉がなくてもいいので100円ならうれしかったのにな。

 なおカロリーは221kcalとヘルシーです。

もはやライスバーガー。具ができすぎる「おにぎり」

はみだしすぎィ

 最後に、「はみだしすぎィな鶏つくねおにぎり」(322円)

でかい

 普通のおにぎりよりひとまわり大きいサイズ感です。

 こちら、「おにぎりの“具がない部分”が許せない君に捧ぐ!」というキャッチコピー。たしかに普通のおにぎりには、具に届かない部分があります。どこを食べても必ず具まで味わいたいという欲張りさんもいるのでしょう。

正面からはこんな感じ

 具は鶏つくね。ハンバーグのように円盤型で、ご飯に包まれているというか、ご飯にサンドされています。甘じょっぱいつくねのタレが絡んでいて、ご飯と間違いない組み合わせ。

横から見ると具がご飯に挟まっている

 どうやら内側にトロリとした卵黄も入っていますが、とにかく味が濃いので、卵黄が入っていようがいまいが大差ないだろうと思えるくらいの構成になっています。

ライスバーガーとかそっち系

  こちらはひとつ445kcal。おにぎりというかライスバーガーのような食べ心地でした。

 偏愛的ではあるけど、ボリュームがあってひとつで満足できそうなので、手軽にお昼を済ませたい時などにありがたい!

偏愛が溢れた売り場が楽しい

 他にも、出汁に特化した「ダシを活かすため親子丼」(498円)、「欲望のままに作った厚切りロースのピラミッ丼」(646円)など、偏愛に満ちた商品が充実。ドンキのお弁当・惣菜ブースにいくと、見るだけでも楽しい商品が並んでいます。ゆがんだ偏愛を持つあなたも、自分の偏愛を自覚していないあなたも、足を運んでみると気になる商品が見つかるかも!?

 偏愛めしはエリアや店舗によっては商品の取り扱いがない場合があるそうです。詳しくは公式サイトを確認ください。

ナベコ

酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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