LINEヤフーは11月9日、LINEアプリ内のLINEオープンチャットにおいて、OpenAIの生成AIを利用し、トークルーム内のメッセージのやり取りを自動で要約する機能の提供を開始した。
オープンチャットは、興味関心事や日常生活に密着した話題について、トークルームの中で会話や情報交換が楽しめるサービス。オープンチャットへの参加ユーザーが増え、トークルーム内の投稿が増えたことで、やり取りについていけない、メッセージを見逃してしまうというユーザーのために、今回生成AIによるメッセージ要約機能を実装した。本機能によって、会話内容をより早く把握することができ、会話に参加しやすくなるという。
メッセージ要約機能は、対象のオープンチャットに参加したユーザーであれば誰でも使用可能。トークルーム右下の「メッセージの要約」ボタンを押すと、AIによる要約結果が表示される。要約結果は、AIが決まった時間に自動で生成していく。本機能でメッセージが要約された後に、要約の対象となったメッセージが削除または送信取り消しされても、要約結果に反映されない。
本機能は、公開設定を「全体公開」かつ「オープンチャットの検索を許可」をオンにしている一部のオープンチャットのみが先行して利用可能となる。対象のオープンチャットは説明ページから確認できる。対応するLINEアプリのバージョンは13.16.0以上。
同社は、オープンチャットにて、今後も生成AIによって会話の流れや情報に合ったコンテンツを表示する新機能を実装していく予定としている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります