10月後半のまとめ:オンデバイス生成AIへの助走が始まった
10月前半に色々あり、11月にもまた発表を控えていることもあってか、10月後半のニュースはちょっと地味めな印象がある。すでに11月前半分が大変なことになっているので、その辺は次回もお楽しみに。
あえて指摘するとすれば、デバイス各社が「オンデバイス生成AI」の時代を見据え始めた、というところだろうか。クアルコムの発表は「生成AI」と「PC市場」にフォーカスしたもので、スマホが主軸であるクアルコムにしては珍しい。
生成AI自身を作る企業も、パラメータ数競争を「大規模化」だけでなく「コンパクト化」に割り振りつつある。オンデバイス生成AIでなにができるのか、まだあやふやな部分はあるが、それらと半導体企業の協業により、今の生成AIとは少し違う市場が構成されていくのだろう。
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