週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

取引先にもLINE WORKSをスムーズに導入してもらうには?

2023年11月21日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●MOVIEW 清水
提供: ワークスモバイルジャパン

 仕事で使えるビジネス版LINEである「LINE WORKS」(ワークスモバイルジャパン)の連載では、アカウント作成の基本からビジネスシーンでの活用術、便利なTipsなどを紹介していく予定。第124回は、取引先にもLINE WORKSをスムーズに導入してもらう方法について紹介する。

LINE WORKSはサポートが充実

 LINE WORKSは社内コミュニケーションに活用するだけでなく、他社が利用するLINE WORKSと接続して、社外とのコミュニケーションにも使える。また、「第122回 LINEとつながる唯一のビジネスチャットLINE WORKSでできること」で紹介したように個人のLINEとつながることも可能だ。

 せっかくLINE WORKSを使っているなら、取引先などの関係者にもLINE WORKSを紹介してやりとりできるようにしたら便利だ。とはいえ、新しいITツールの導入を取引先などに勧める場合、何かあった時にサポートできないかも…という気持ちになり、躊躇してしまう人は多いのではないだろうか。

 まず、おすすめしたいのは今年5月に開設された「LINE WORKSそうだん窓口」だ。電話番号は「03-4316-2996」で、何度でも無料で相談できる。導入前の相談から導入後の活用まで何でも聞いてOK。紹介する相手にもこの窓口の存在を伝えれば心配ないだろう。

 実際に相談してみた時のやり取りは「第120回 LINE WORKSそうだん窓口のサポートは想像以上! 具体的なアドバイスが欲しいときにオススメ」で紹介しているので参考にして欲しい。

無料で何度でも相談できる「LINE WORKSそうだん窓口」

本連載で紹介した記事で利用イメージを想定しよう

 LINE WORKSでできることは何となくわかっているが、具体的な活用シーンがイメージできないということであれば、ぜひ本連載「さわってわかったLINE WORKS」を読んでいただきたい。4年以上に渡って、LINE WORKSの基本から、外部サービスとの連携まで様々な活用法を紹介している。

 連載100回記念では「ライター、編集、社長が選ぶ必読の10本」として、お勧めの記事をまとめた回もある。

ライターの柳谷と本連載の編集者オオタニ、ワークスモバイルジャパンの増田隆一代表取締役社長が記事をチョイスした

 取引先と一緒にLINE WORKSを活用したら、ペーパーレス化とともに業務効率化を実現した例もある。例えば「取引先も巻き込んだペーパーレス化 テシマ工業がLINE WORKSで実現」で紹介したケースでは、建設業界における工事やリフォームに関わる連絡を紙ベースからLINE WORKSへ移行した。移行前までは工事の方針を確認するだけで最低3日かかっていたのが、LINE WORKSを使うことでほぼ即日に短縮されたという。

改修が必要な部分を写真付きでリアルタイムにコミュニケーションできる

 紹介した他社がLINE WORKSを使い始めると、1社ごとに500MBの共有ストレージがもらえるという特典もある。最大5GBまで増量できるので、容量の少ないフリープランユーザーはぜひ活用したいところ。詳細は「第56回 LINE WORKSを紹介すると、共有ストレージ容量が最大5GB増量!」で紹介している。

筆者のLINE WORKSでは3社紹介したので、フリープランで6.5GBの容量を利用できる

 もし、紹介して「便利そうだから入れたいけど上司がね…」と言ってきた場合は、「第36回 「LINEでいいじゃん」という上司にLINE WORKSとの違いを徹底的に説明してみる」を読んでもらって欲しい。

 取引先がLINE WORKSを使い、社内外のコミュニケーションを一気通貫にできるようになると業務効率はお互いに向上する。今回紹介した、そうだん窓口や活用記事などを活用すれば、スムーズにLINE WORKSを導入できる。そもそも、LINE WORKSはITに詳しくない人でも迷わず使えるUIになっているので導入ハードルは低い。ぜひ、気軽にLINE WORKSを紹介してみることをお勧めする。

紹介相手の上司を説得する記事もあるので参考にして欲しい

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事