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FeliCa入りで2万円台のエントリーSIMフリー機「Redmi 12 5G」は普段使いでどう?

2023年11月05日 12時00分更新

MIUI 14の操作性は独自の部分もあるが、
通常のAndroidに慣れていればすぐに使いこなせる

 Android機のなかでも一部のメーカーは独自にカスタマイズしたものを採用しており、Redmi 12 5Gでは「MIUI 14」を搭載している。

 MIUIの操作で他のAndroid機と違うところでは、ナビゲーションボタンがGalaxyシリーズのように戻るボタンが右にあること。そして、タスク切り替えのときにタスクを削除したい場合、横にスワイプすることだろう。

 どちらも変更は可能で、戻るボタンを左にしたり、タスクキルの向きは変更可能だ。設定は「ホーム画面」から「システムナビゲーション」でミラーボタンをオフ、また「最近のタスクでアイテムを配置する」から横の並びを選択すれば、上へのスワイプでタスクキルが可能になる。

 ほかに独自の部分としては、通知エリアが上部の左側からスワイプで呼び出し、クイックメニューが上部の右からと区別していることくらいだろう。

 それ以外は大きな違いはなく一度アプリに入ってしまえば操作は変わらない。ボタン類も右側面に集まっており、電源ボタンが下側(ボリュームボタンが上側)にある標準的な仕様。通常のAndroidに慣れていれば、すぐに使いこなすことができる。

Redmi 12 5G

MIUI 14で、Androidのバージョンは13

Redmi 12 5G

Pixelシリーズと違って、SIMの切り替えが簡単。クイックメニューからモバイル回線のところを長押しで、すぐに回線切り替えのメニューになる

ミニマムな投資で、十分使える機種

 総合的に見れば、普段使いでは十分に使える機種ということになる。今後、懸念があるとすれば、暑くなる時期に防水性能がないことや、今後OSやアプリが機能アップしてプロセッサのより高いパフォーマンスが求められるようになったときだろう。

 今、積極的に新機種を買う気にならないが、故障や紛失など必要に迫られて安い機種でも買わないといけない場合になったときなど、ミニマムの投資で十分使えるスマートフォン、それがRedmi 12 5Gと言えそうだ。

Redmi 12 5G

中国ECサイトでRedmi 12 5G用とされるケースを購入したが、カメラの穴の数が違うだけでほかのボタンなどの位置は同じ。グローバルの市場から楽しいケースの調達ができそうだ

シャオミ「Redmi 12 5G」の主なスペック
ディスプレー 6.8型液晶 90Hz対応
画面解像度 1080×2460
サイズ 約76×169×8.2mm
重量 約200g
CPU Snapdragon 4 Gen 2(8コア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC(最大1TB)
OS Android 13(MIUI 14)
対応バンド 5G NR:n3/28/41/77/78
4G LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17
/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
無線LAN IEEE802.11ac
カメラ画素数 約5000万画素
+約200万画素(深度)
イン:約500万画素
バッテリー容量 5000mAh(18W対応)
Qi ×
FeliCa/NFC ○/○
防水/防塵 ×/△(IP53)
生体認証 ○(側面指紋+顔)
SIM形状 nanoSIM+eSIM
USB端子 Type-C
イヤホン端子
カラバリ ミッドナイトブラック、ポーラーシルバー、スカイブルー
発売日 発売中
実売価格(SIMフリー版) 2万9800円
 

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