D1GP第7~8戦のTOYO TIRESはアクシデントに苦しんだがポイント差少なく最終戦へ!
【第8戦・単走】藤野選手エンジントラブルでリタイア。川畑選手は8位で通過
事件は前夜から起こっていました。藤野選手が新しく組み入れたエンジンが不調なのです。メカニックは懸命に原因を探しますが見つからず、ついにエンジン交換を決意。さらに不幸なことに、藤野選手の単走走行順位は1番目で、この時点で残された時間は1時間程度しかありません。メカニックは急いで補器類を外してエンジンをマシンから降ろします。
その頃、オープニングセレモニーが始まり、Team TOYO TIRES Drift GALSも、トークを伸ばして時間を稼ごうと頑張ります! チーム一丸となっての総力戦でしたが、1時間では間に合わず、リタイアという結果に……。
チームの期待は川畑選手に。その1本目。安定感のあるドリフトで98.1点の走り。侵入速度も162km/hと他の選手よりも10km/h近く速いものです。
2本目は、166.66㎞/hの車速から鋭く侵入。点数をあげて98.4点の走りをみせました。結果、川畑選手は8位で追走トーナメント進出へ向かいます。
【第8戦・追走】川畑選手6位で大会を終える
川畑選手ベスト16戦の対戦相手はベテランの植尾選手。川畑選手先行の1本目、教科書通りのミスない走りで植尾選手を引き離します。川畑選手97点の走りに対して、植尾選手は94点の走りに後追いポイント1.5、ですがゾーン3の手前でインカット減点2が入り、川畑選手3.5ポイントのアドバンテージ。
入れ替えての2本目。植尾選手は1コーナーの侵入でハーフスピン。川畑選手は回避したのですが、植尾選手は立て直して走行。一方、川畑選手は姿勢を乱してしまい、かなり差が開いてのゴールとなりました。審議の結果、ハーフスピンの裁定となり、川畑選手の勝利。
ベスト8の対戦相手は中村直樹選手。中村選手先行の1本目、川畑選手は走りの得点よりも後追いポイントを狙う走り。中村選手98点の走りに対して、川畑選手は91点の走りに、後追いポイント10。
入れ替えての2本目。これまた教科書通りという追走。川畑選手は97点の走りに対して、中村選手は98点。さらに後追いポイント8が加わり逆転。川畑選手の敗退が決まりました。追走トーナメント優勝は中村選手となりました。
◆ピットウォークではハロウィンコスも!
今大会では単走と追走の間の時間、ピットウォークが開催されました。ピットウォークチケットは3000円で、1時間ほどマシンを近くで眺めることができたり、選手と記念撮影などができます。
レースウィークはハロウィンが近いということもあり、Team TOYO TIRES Drift GALSもコスプレしてピットウォークに参戦していました。
ファイナルコーナースタンドの上に設けられた物販ブースでは、新作グッズが勢ぞろい! 今年は売れ行きがよいようで、もう半袖モノはほぼ完売しているとのこと。そして、冬物や可愛らしい小物がどんどん登場しました。
ネックウォーマーとミニミニバッグはPUMAとのコラボ商品。ネックウォーマーの裏地はTOYOブルーです!
大好評のイラストTシャツに長袖が仲間入り! また、PUMAコラボのシャツにも長袖が追加されました。秋のレース観戦にピッタリです。
これからの時期、部屋着にもピッタリなのがスウェット素材のパーカーとパンツ。黒とグレーの2色展開です。パーカーはジップアップタイプなので、着やすいですよ。
◆ついに次が最後! 決戦の場はお台場!
今大会を終えて、シリーズランキングは中村選手がトップ。藤野選手は9ポイント差の6位につけています。川畑選手は44ポイント差の11位。ですが単走優勝ポイントに追走トーナメント優勝のポイントを加えると29点になるため、上位勢が総崩れすれば自力優勝も可能です。チームシリーズランキングは1位がD-MAX RACING TEAM、Team TOYO TIRES Driftは2位につけており、そのポイント差はたったの2点。
シリーズタイトルがかかった最終戦、お台場ラウンドは11月11~12日の2日間行なわれます。久々のお台場大会、12日のベスト4戦からは「ナイトドリフト」の予定で、大注目です!
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