先日2023年10月26日にSteam/DMM GAMES/DLsiteのデジタルストアでリリースされたPC(Windows)向けノベルゲーム『GINKA』。本作は、『グリザイアの果実』や『グリザイアの迷宮』といった人気ノベルゲームシリーズをリリースしてきたメーカー「フロントウイング」の新作タイトルだ。
本作の背景となるあらすじや、物語を彩る魅力的なキャラクターたちを紹介した前回の記事に続き、後編となる本記事では、編集部が特に推したい“グラフィック”に注目! また、快適にプレイするためのワンポイントアドバイスもお届けしよう。
今回は、メーカーさんから提供いただいた本作のSteam版でプレイ。画面は製品版とは一部異なる場面がある点は留意してほしい。
3人の絵師によるヒロインたちにメロメロ
本作は、メインキャラクターデザインに「ゆさの」さん、サブキャラクターデザインに「渡辺明夫」さん、そしてSD原画に「ななかまい」さんと、豪華スタッフが参加。
通常の会話シーンはキャラクターの立ち絵で展開するが、シチュエーションごとに顔がアップになったり、キャラクターの表情が豊かに変化したりと、物語を盛り上げるのに一役買っている。
そして、イベントシーンは一枚絵の美麗なイラストが表示され、そのシーンをより印象深くしてくれている。時折挿入されるSDイラストも、キャラクターの可愛さ全開で、これもまた見ていてほっこりする。
以下では、序盤で見られるシーンの一部をお届けしよう。ちなみに、筆者の好みのヒロインは涼代 リン。お姉さんキャラはやっぱり良いですな! アスキーゲーム編集の方に聞いたところ渡辺さんの絵が好みなので、海野 ひまわりがドストライクとのこと。
【通常会話カット】
【イベントカット】
【SDカット】
Steam版ならではのコーントローラー設定で
ビジュアルノベルを快適にプレイしよう!
本作は、PC(Steam/DMM GAMES/DLSite)にて購入およびダウンロードができるのが、ここからはSteam版のみのちょっとした小ネタを紹介したい。もちろんご存じの方も多いだろうが、Steamクライアントアプリでは、コントローラーレイアウトを利用したゲームパッドの設定ができる。
この機能を利用すれば、ゲームパッドに対応していないゲームでも、ゲームパッドの各ボタンにマウスの左右クリックやキーボードのキー入力をアサインできる。たとえば、マウスの替わりにアナログスティックでカーソルを動かせる。
本作のようなノベルゲームには動体視力も反射神経も必要なく、両手をキーボードとマウスに置いて姿勢正しくディスプレーに向かう必要はない。椅子に深く腰掛けて、リラックスした環境でプレイしたい方も多いだろう。
この機能でゲームパッドを設定すれば、筆者のようなキーボードとマウスを構えてゲームするとすぐに肩が凝ってしまうようなタイプでも、ノベルゲームをより快適に長時間プレイできるので、ご存じなかった方はぜひ一度試してみてほしい。
以上、リリースされたばかりの新作ノベルゲーム『GINKA』を前後編2回に分けて紹介してきた。名作タイトルを数々送り出してきた「フロントウイング」の新作ということもあり、本作もまた期待せずにはいられないノベルゲームファンの方も多いのではないだろうか。
小さな島の町を舞台にした儚く不思議な物語の真相は、ぜひ自身の目で確かめてほしい!
【ゲーム情報】
タイトル:GINKA
ジャンル:ノベルゲーム
配信:フロントウイング
プラットフォーム:PC(Steam/DMM GAMES/DLsite)
対象OS:Windows:10/11(64bit)
配信日:配信中(2023年10月26日)
価格:3278円(ダウンロード版)
対象年齢:全年齢
©Frontwing
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります